ヨガの効果

ヨガは身体や精神に多くのメリットを与え、生活を豊かにするといわれています。
ここでは、ヨガの効果について詳しくご説明します。

正しい姿勢が身につく

日常生活では、スマートフォンやパソコンの操作、育児や家事など、猫背になりやすい場面が多いです。
悪い姿勢でいると、肩こりや腰痛、便秘などの悪影響が現れます。

ヨガでは、さまざまなポーズをとることにより、正しい姿勢をキープする筋肉を働かせます。
また、ヨガを継続して行うと、自身の姿勢を気にするようになるため、悪い姿勢でいると、自ら姿勢を正すようになります。

柔軟性の向上

ヨガのポーズでは、筋肉をゆっくり伸長させるので、身体の柔軟性が向上します。
柔軟性が向上すると、ヨガのポーズを深めることができるだけでなく、ケガの予防にもつながります。

腰痛や肩こりの軽減

血流の促進効果や、柔軟性の向上などの影響により、腰痛や肩こりが軽減します。
日常生活では意識しない、肩甲骨や脊柱(せきちゅう)周辺の筋肉を意識的に動かすことも、ヨガの大切なポイントです。これらを動かすことにより、こりが解消される効果が期待できます。

美肌効果

ヨガで血流が促進することにより、溜まりやすい老廃物が血液に回収され、排出されます。
また、酸素や栄養が肌まで行き届くようになり、ハリや血色も良くなります。

ホルモンバランスが整う

女性はホルモンバランスの影響を受けやすいです。ホルモンバランスが崩れると、肌荒れや生理不順、生理痛の悪化などが起こり、ストレスになります。
ヨガでリラックスすることにより、ホルモンバランスが整い、女性の多くの悩みを解消してくれます。

ヨガはダイエットに効果がある?

ここでは、ヨガのダイエット効果についてご説明します。
ダイエットにヨガを組み合わせることにより、ストレスを溜めることなく、効率的に結果を出すことができます。

ヨガだけでダイエットするのは難しい

ダイエットするには、カロリーを消費しなければなりませんが、ヨガだけでは、ダイエットにつながるほどの、カロリー消費は期待できません。
さらに、ヨガは有酸素運動として、紹介されることが多いです。しかし、ヨガの種類や強度にもよりますが、実際は散歩ほどの有酸素運動効果しか得られていない場合も少なくありません。
そのため、ヨガをダイエットの運動として考えていると、なかなか成功しません。

食事を見つめ直す

ヨガの真の目的は、「自分を見つめ直す」ことです。
ヨガには身体を動かすだけでなく、精神的な練習も含まれているため、継続して行うと、身体のことを考えるようになります。
積極的に食事の管理をするようになり、食事量を適正に制限し、バランスの取れた食事を摂るようになるでしょう。

ストレスが減る

ヨガには、リラクゼーション効果やストレスを減らす効果があります。
その結果、ストレスが原因の過食を防ぐことができます。

健康的に痩せられる

ヨガをダイエットに取り入れることの最大のメリットは、リバウンドがなく、健康的に痩せられることです。

過度な食事制限をするダイエットや、強度の高すぎる運動でのダイエットは、効果が短時間で現れやすいですが、ストレスが溜まりやすく、体調を崩すこともあります。
また、食事制限や運動を辞めたとたんにリバウンドしてしまうこともあります。

ヨガは、生活を見直すきっかけになるため、長期的に行えば、健康的にリバウンドなく、ダイエットをすることができます。

ダイエットに効果的なヨガの種類やポーズとやり方

ヨガで大切なのは、継続して行うことです。毎日でなくても、週2~3回ほどから開始してみましょう。
ここでは、ダイエットにおすすめのヨガの種類やポーズをご紹介します。

ハタヨガがおすすめ

ヨガには様々な種類がありますが、目的によって運動量を変えられ、初心者でも取り組みやすい『ハタヨガ』が、ダイエットにはおすすめです。
『HATHA( ハタ )』とは、サンスクリット語で直訳すると『ハ( ha )=太陽』、『タ( tha )=月』という意味です。

自分の身体や心を見つめ、ストレスによる自律神経の乱れを改善してくれます。
また、お腹や肛門を締めて行うポーズが多く含まれているので、姿勢を改善してスタイルアップにつながります。

ダイエットにおすすめのポーズ①:ハイランジ

大きく脚を踏み込むポーズで、太ももやお腹、背中などの大きな筋肉を強化します。
また、股関節の周り柔軟性を高めることもできます。

①両足の裏にしっかりと体重をかけて、まっすぐに立ちます。
②右足を前に大きく出して膝を曲げ、左膝を床につけます。
③左膝を少し床から離し、上半身を起こして両手を天井に向けます。
④立位に戻り、左右の足を反対にしてもう一度行います。

ダイエットにおすすめのポーズ②:ダウンドッグ

上半身や下半身をしっかりと伸ばすことで、太もも裏側のストレッチや、腰痛などに効果があります。
頭が下を向くので、ストレス解消効果もあります。

①四つ這いになり、両手を肩幅より少し広めに開き、手の指をしっかりと広げます。
②両腕をまっすぐに伸ばし、お尻を天井のほうに引き上げます。
③横からみたときに、お尻を頂点にして三角形になるように背中と脚もまっすぐに伸ばします。
踵が浮いてしまってもいいので、背中をまっすぐに伸ばしましょう。

ダイエットにおすすめのポーズ③:プランク

腹部や背中の筋肉を鍛えることができます。
ダウンドッグ↔プランクを10回繰り返すとより効果的です。

①腕立て伏せの姿勢になります。
②両手を肩幅より少し広めに開き、肩が手首の真上にくるようにし、手の指をしっかりと広げます。
③上の写真のように頭から足までをまっすぐにします。
④10秒間ほど行ったら、四つ這いになって休憩します。もしくは、そのまま殿部を天井のほうに引き上げ、ダウンドッグを行います。

余裕がある方は、肘を曲げて床につく『ハーフプランク』をしても良いでしょう。

おわりに

ヨガは、バスタオル一枚分ほどのスペースがあれば行える手軽な運動です。
自宅で自由な時間に行っても良いですし、ヨガスタジオでインストラクターに指導を受けても良いでしょう。
ヨガを始めると、身体や心の変化に気づき、ヨガに魅了されるはずです。
継続して行うことで、運動の効果が得られるだけでなく、精神的にも豊かになります。
ダイエットの補助や健康促進のために、ぜひヨガを取り入れてみてください。

監修

・総合診療医 院長 豊田早苗

・総合診療医 院長 豊田早苗

専門分野
総合診療医

経歴
鳥取大学医学部医学科卒業。2001年 医師国家試験取得。
2006年とよだクリニック開業。
2014年認知症予防・リハビリのための脳トレーニングの推進および脳トレパズルの制作・研究を行う認知症予防・リハビリセンターを開設。

資格
医師免許

所属学会:総合診療医学会、認知症予防学会

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