腰痛の原因
日本人が悩む身体の症状で一番多いのが、腰痛といわれています。
腰痛の原因には、『椎間板ヘルニア』や『脊柱管狭窄症』などの明らかなものと、原因が不明なものがあります。
原因不明の腰痛の大多数は、長時間のデスクワークや不良姿勢による、筋肉の血流不足が関わっていると言われています。
ここでは、血流を促し、腰痛に効果のあるセルフケアの方法をご紹介します。
腰痛の原因には、『椎間板ヘルニア』や『脊柱管狭窄症』などの明らかなものと、原因が不明なものがあります。
原因不明の腰痛の大多数は、長時間のデスクワークや不良姿勢による、筋肉の血流不足が関わっていると言われています。
ここでは、血流を促し、腰痛に効果のあるセルフケアの方法をご紹介します。
腰痛に効くツボ5選
腰痛に効くツボは、背中や腰部に点在しているため、セルフケアを行うときは、ボールがあると便利です。
ボールはツボ押し用のトゲのついたものや、軟式野球ボール、硬式テニスボールをおすすめします。
硬式テニスボールを使うと、刺激が強くなるので、痛みに強い人はこちらでお試しください。
背中や腰、おしりなどを刺激する場合は、ボールの上に仰向けになり、ボールを転がしながら、ツボに移動して体重をかけます。
膝を立てると、身体を動かしやすいので、ツボの位置にボールを移動させやすくなります。
フローリングに、直接ボールを置いてツボ押しを行うと、刺激が強すぎるため、マットの上で行いましょう。
ボールはツボ押し用のトゲのついたものや、軟式野球ボール、硬式テニスボールをおすすめします。
硬式テニスボールを使うと、刺激が強くなるので、痛みに強い人はこちらでお試しください。
背中や腰、おしりなどを刺激する場合は、ボールの上に仰向けになり、ボールを転がしながら、ツボに移動して体重をかけます。
膝を立てると、身体を動かしやすいので、ツボの位置にボールを移動させやすくなります。
フローリングに、直接ボールを置いてツボ押しを行うと、刺激が強すぎるため、マットの上で行いましょう。
1. 腎兪(じんゆ)
ウエストのくびれ辺りの高さで、背骨から左右に指2本分の位置にツボがあります。
2. 志室(ししつ)
ウエストのくびれのやや下の高さで、背骨から左右に指4本分の位置にツボがあります。
3. 大腸兪(だいちゅうゆ)
『腸骨(いわゆる腰骨)』の上部の出っ張った部分の高さで、背骨から左右に指2本分の位置にツボがあります。
4. 胞盲(ほうこう)
仙骨の中心線から左右に指4本分の位置にツボがあります。
5. 次寥(じりょう)
骨盤の真ん中にある『仙骨』の上から2番目にあるくぼみの中にツボがあります。仙骨の中心から左右に指2本分の位置を探してみましょう。
腰痛に効果のあるストレッチ
ツボ押し以外のセルフケアの方法で、おすすめなのがストレッチです。
太ももや殿部の筋肉をストレッチすることにより、腰痛が軽減します。
太ももや殿部の筋肉をストレッチすることにより、腰痛が軽減します。
1. ハムストリングスのストレッチ
『ハムストリングス』は太ももの裏側に付いている筋肉です。腰痛のある方は、この筋肉が緊張していることが多くあります。
①椅子に座って片足を伸ばし、背中を伸ばします。
②背中を伸ばしたまま、上半身を前に倒します。
③反対側の脚も同じように伸ばします。
①椅子に座って片足を伸ばし、背中を伸ばします。
②背中を伸ばしたまま、上半身を前に倒します。
③反対側の脚も同じように伸ばします。
2. 梨状筋(りじょうきん)のストレッチ
『梨状筋』は殿部に付いている筋肉です。この筋肉が緊張することにより、座骨神経痛を引き起こすこともあります。
①椅子に座って、右足首を左膝の上に乗せます。
②背中を伸ばして、上半身を前に倒します。
③反対側の脚も同じようにストレッチします。
①椅子に座って、右足首を左膝の上に乗せます。
②背中を伸ばして、上半身を前に倒します。
③反対側の脚も同じようにストレッチします。
鍼灸院での腰痛治療
鍼灸院では、国家資格を取得したプロの先生が、施術をしてくれます。
鍼灸院での腰痛への治療は、医師の同意書があれば、健康保険が適用になるので、かかりつけ医に相談しましょう。
鍼灸院での腰痛への治療は、医師の同意書があれば、健康保険が適用になるので、かかりつけ医に相談しましょう。
ぎっくり腰の治療
疲労の溜まった腰の筋肉が、急激に伸ばされたり、ねじれたりすることにより、ぎっくり腰を発症します。
問診や触診での身体評価にて、ぎっくり腰の原因となった筋肉を特定し、鍼で刺激して筋肉の緊張をほぐします。
問診や触診での身体評価にて、ぎっくり腰の原因となった筋肉を特定し、鍼で刺激して筋肉の緊張をほぐします。
慢性的な腰痛の治療
ぎっくり腰の治療と同様に、原因となっている筋肉へ、鍼で刺激をします。
腰だけではなく、太ももや殿部の筋肉が原因になっていることもあるため、そちらへの治療も合わせて行います。
腰だけではなく、太ももや殿部の筋肉が原因になっていることもあるため、そちらへの治療も合わせて行います。
腰部脊柱管狭窄症の治療
『腰部脊柱管狭窄症』や『変形性脊椎症』などの、関節が変形している場合には、鍼灸では根本的な治療は困難です。
しかし、殿部や下肢の筋肉へ鍼で刺激を与えることにより、腰痛や下肢のしびれが減少することもあります。
しかし、殿部や下肢の筋肉へ鍼で刺激を与えることにより、腰痛や下肢のしびれが減少することもあります。
鍼灸院での治療に適応しない腰痛
同じような腰痛でも、原因が『尿管結石』や『胆石』などの内科疾患や、脊柱の骨折の場合には、鍼灸院での治療は適応ではありません。
専門医による治療が必要になりますので、気をつけましょう。
専門医による治療が必要になりますので、気をつけましょう。
おわりに
腰痛の原因は、人により様々です。鍼灸院での治療に合わせて、セルフケアを行うことにより、効果的に腰痛を改善することができるでしょう。
ボールを使用すると、ツボ押しだけでなく、セルフマッサージやストレッチも行えます。
仰向けになり、腰や殿部にボールが当たるようにして、ゆっくりと身体を前後左右に動かしましょう。痛気持ち良いくらいの強さで行うと、筋肉がほぐれます。
この他にも、両手をバンザイして伸びをしたり、仕事の休憩時間に散歩をすることも、おすすめです。
筋肉の冷えも腰痛の原因になるので、冷え性の方は、ホッカイロや腹巻きを巻くようにしましょう。
セルフケアで腰痛の予防や改善が期待できますが、痛みが強く、日常生活に支障が及ぶ場合には、専門医への受診をおすすめします。
ボールを使用すると、ツボ押しだけでなく、セルフマッサージやストレッチも行えます。
仰向けになり、腰や殿部にボールが当たるようにして、ゆっくりと身体を前後左右に動かしましょう。痛気持ち良いくらいの強さで行うと、筋肉がほぐれます。
この他にも、両手をバンザイして伸びをしたり、仕事の休憩時間に散歩をすることも、おすすめです。
筋肉の冷えも腰痛の原因になるので、冷え性の方は、ホッカイロや腹巻きを巻くようにしましょう。
セルフケアで腰痛の予防や改善が期待できますが、痛みが強く、日常生活に支障が及ぶ場合には、専門医への受診をおすすめします。
微生物学、救急医療、老人医療
経歴
平成18年 Pittsburg State大学 生物学科微生物学・理学部生化化学 卒業
平成22 年 St. Methew School of Medicine 大学医学部 卒業
平成24年 Larkin Hospital勤務
平成26年 J.N.F Hospital 勤務
資格
日本医師資格
カリブ海医師資格
米国医師資格