はじめに

トランポリンダイエットという単語を耳にしたことはあるでしょうか?

トランポリンは子供の健康維持のために取り入れている家庭もあるのですが、実は子供だけでなく大人にとっても非常に効果的な運動法です。
今回は、トランポリンダイエットの効果、やり方をご紹介します。

また、ダイエットに適したトランポリンの選び方についても解説していきます。

トランポリンダイエットとは

トランポリンダイエットは、その名の通りトランポリンで飛び跳ねるダイエット方法です。
これはアメリカ発祥の運動法で、NASAによりトランポリンには高い運動効果があることが立証されています。

トランポリンの上でジャンプをしたり、走ったりすることによって痩せることができます。
有名なハリウッド女優やモデルも行っているほど人気の高い運動方法です。

トランポリンダイエットをする際には、準備運動をすることも重要です。
怪我の防止になり、さらに効率よくダイエットが行えるようになります。

トランポリンの消費カロリーは5分で約30~70キロカロリーが目安になっています。
この数字は、1kmのジョギングと同じで、カロリーの消費が高い有酸素運動と言うことができます。

トランポリンダイエットの効果

トランポリンダイエットは、消費カロリーを高めることで痩せることにつながります。
トランポリンで飛び跳ねることは全身を使った運動なので、効率よく筋肉をつけ、引き締まったからだを手に入れることができます。

これは、上下運動によってバランスをとりながら、全身の筋肉を使うからです。

同時にバランス感覚も養われます。
体幹が鍛えられると、姿勢が良くなり、骨盤周囲の安定感も獲得することができるのです。

そのほかには、リンパ液の循環を促す効果です。
リンパ液というのは、実は人間の身体の中で血液よりも多く分泌されていることはご存知でしょうか?
リンパ液は、栄養素を体全身に運ぶ役目と、細胞にとって不要となった老廃物を回収しながらリンパ節でろ過し、静脈に運ぶ役目があります。また、細菌や異物から体を守る役割などがあります。

細胞の活性化のためには、血液とリンパ液の循環がうまくいく必要があります。
トランポリンダイエットを行うと、リンパ液の浄化作用が高まり、新陳代謝アップも期待できます。
そして脂肪燃焼率を高めることが可能になるのです。

さらに免疫力向上で病気予防にもつながります。

トランポリンダイエットのやり方

まず最初は、普通に飛んでみることから始めます。

この時に、一定のリズムでジャンプをすることが大切です。
まっすぐ上に飛べるように意識して行うと良いです。

普通に飛ぶことに慣れてきたら足踏みや片足飛びにもチャレンジすることができます。

足踏みは意外と難易度が高いので、脚の筋力アップや引き締め効果も期待できます。

片足飛びは、足踏みが楽にできるようになってから行うのが鉄則です。
片足2回ずつで交互に飛ぶことを意識することで、基礎代謝が上がり、太ももの筋肉が鍛えられます。

最後にウエストひねりを行います。
初めのジャンプでウエストを右に、2度目のジャンプでウエストを左にひねります。

これを交互に繰り返し行うとウエストが引き締まります。

トレーニングの時間や回数は少しずつ増やして行くように心がけると良いです。
有酸素運動になるので、継続時間によって大きな効果も期待できます。

時間は大体20~30分程度が目安です。初めは10分くらいから始めると良いです。
自分の体力やその日の気分などに合わせて調節しながら毎日継続することが最も大切です。

トランポリンの選び方

気軽に行える運動として注目を集めているトランポリンですが、選び方も重要です。
どのようなトランポリンでも良いというわけではなく、ダイエットに適しているポイントがあります。

まず、ハンドル付きのものを選ぶとよいです。

慣れないうちはバランスをとって飛び跳ねるということが難しいので、ハンドルがついているものを使うことで、安定したジャンプを行えます。
安全面を考慮して怪我を防ぐことも重要です。

最近では、エクササイズ専用のトランポリンも販売されています。

ネットでもエクササイズ用のトランポリンが5000円以下で販売されている場合もあります。
あまりに安いものはすぐに壊れてしまう可能性があるので注意が必要です。

トランポリンは床に直接置く場合には、床に傷がつく恐れがあるので、マットなどを敷いておくなど傷防止の対策をしておくとく良いです。

まとめ

トランポリンダイエットは、ダイエット以外に美容、健康維持、ストレス解消にも役立ちます。
運動量も多く、効率よく脂肪を燃焼させることができます。
ぜひこの機会にトランポリンを使ったダイエットに挑戦してみてはいかがでしょうか?

監修

・救急医、内科医 増田陽子

・救急医、内科医 増田陽子

専門分野 
微生物学、救急医療、老人医療

経歴
平成18年 Pittsburg State大学 生物学科微生物学・理学部生化化学 卒業
平成22 年 St. Methew School of Medicine 大学医学部 卒業
平成24年 Larkin Hospital勤務
平成26年 J.N.F Hospital 勤務

資格
日本医師資格
カリブ海医師資格
米国医師資格

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