サーキットトレーニングとは

サーキットトレーニングとは、筋トレと有酸素運動を組み合わせて運動することで、より効果を高めることができるトレーニングです。

心臓や呼吸筋を強化し、全身をバランス良く、効率的に鍛えることが可能です。
7種類から15種類程度の筋力トレーニングの種目を取り入れて行います。

その複数の様々な筋力トレーニング種目をサーキットのようにサイクルで行うため、サーキットトレーニングという名前がつきました。

同一筋肉に絞って行う必要はなく、どちらかというと全身の筋肉を鍛えるように種目を変えて全身を鍛えるトレーニングです。
例えば、腕立て伏せのあとに、ウォーキング、スクワットを行うといった具合です。
筋力トレーニングの種目を減らしてしまうと心臓や呼吸筋を十分に鍛えられず、有酸素運動で満足な結果が得られないのでメニューのバランスは工夫が必要です。

サーキットトレーニングは全身の持久力を高めることも目的としているので、インターバルを置かずに連続して行う必要があります。ただ、いきなり筋トレを持続して行うのは大変と感じた場合、次の種目に移る間のインターバルで最大20秒程度の休憩を入れると良いでしょう。
慣れてきたらインターバルでの休憩時間を短くしましょう。

サーキットトレーニングのメリット

サーキットトレーニングを行うとどんなメリットがあるのでしょうか?

こちらでは、サーキットトレーニングのメリットをご紹介します。

呼吸循環器系の強化

サーキットトレーニングは、筋力トレーニングや有酸素運動をインターバル無しで行います。
原則的に、休憩を挟まずにエクササイズを継続していきます。
サーキットトレーニングでは、エクササイズを続けるだけの体力や持久力が必要になるため、必然的に心肺機能も目一杯活用する必要があります。このことから、結果的に心臓や呼吸筋が鍛えられると考えられます。

心臓や呼吸筋を鍛えることで体力がつき、普段の動きにも余裕が生まれ楽に生活を送ることが可能になります。
サーキットトレーニングは設定によってはかなりハードなトレーニングですが、その分、身体の変化も早い段階で分かるので、トレーニングをするのが楽しくなります。
メニューの内容についてははじめは無理をせず、徐々に負荷をつけていくようにしましょう。

筋トレと有酸素運動を同時に行うことができる

サーキットトレーニングは筋力トレーニングと有酸素運動を同時に行いますので、筋力のアップと同時に持久力アップの効果も同時に見込めます。
普段、トレーニングを行う時に部位別の筋力トレーニングと、有酸素運動を別々に行っている方は多いと思いますが、サーキットトレーニングは筋力と体力を同時に鍛えられるので、より効率的なトレーニングと言えます。

時間の短縮

上記で述べたように、サーキットトレーニングは筋力トレーニングと有酸素運動が同時にできるため、一方ずつトレーニングする場合に比べ、時間を短縮することができます。仕事が多忙な方や家事の合間にスキマ時間を利用してトレーニングを行いたい方、ダイエットをしたい方におすすめのトレーニング方法です。

ダイエットに最適な理由

サーキットトレーニングは、筋力トレーニングと有酸素運動をうまく取り入れた効率的な方法であるということをここまで説明してきました。
そんな方法をダイエットにもうまく活かしていきたいものです。
ダイエットには、筋力を増やすことで基礎代謝をあげる狙いと、有酸素運動で脂肪を燃焼させる狙いが必要です。
この要素を兼ね備えているのでがサーキットトレーニングと言えます。

また、個人で取り組むだけでなく、みんなで楽しみながら取り組むことも可能です。
運動に慣れている方であれば、一人でも集中してトレーニングに向き合えるものですが、運動経験が浅い場合や一人では目的意識を持ってトレーニングに取り組むことが難しい方も少なくありません。

そんな時に、みんなで行えるサーキットトレーニングは励ましあいながら楽しくできるので効果的です。
自分だけでなく、周りのみんなも頑張っている環境があればより頑張れるものです。
励ましあいながら目標を持ってトレーニングすることができます。

個人では継続しない方は複数人でトレーニングする方法も考えてみてください。
人数に合わせたトレーニングの種類を用意すると、休まず順番にトレーニングができるので円滑です。
ダイエットやトレーニングも目的や楽しさがないと続かないものです。
ダイエットに最適なサーキットトレーニングを目指しましょう。

サーキットトレーニングのデメリット

サーキットトレーニングのデメリットは、筋力トレーニングと有酸素運動の効果が単体で行う時と比べると分散してしまうことです。
筋力トレーニングをしながら有酸素運動も取り入れたメニューになるので、トレーニングによる個別の効果は、それぞれを集中して行った時に比べて、弱くなってしまう可能性が高いです。
全身をくまなく鍛えるのならサーキットトレーニングはおすすめの方法ですが、ある部位を特化して鍛えたいと考える方には不向きな方法といえます。

自宅でできるサーキットトレーニングのメニュー

サーキットトレーニングはどうやってメニューを組めば良いのでしょうか?

ポイントは筋肉の部位によってカテゴリー分けをすることで、満遍なく鍛えられるように部位別にメニューを組むことです。またその部位別トレーニングに有酸素運動を上手くサイクルさせるようにすると良いです。
例えば、腕立て伏せを30秒、スクワットを30秒、そして有酸素運動のウォーキングを30秒といった感じです。

また、踏み台昇降運動は階段でも手軽に実施できるのでおすすめです。
他にもダッシュや縄跳びなら特別な器具がなくても簡単にできるメニューです。
自分の身体と相談しながら、自分に合ったトレーニングや有酸素運動のメニューを取り入れる事から始めましょう。

まとめ

サーキットトレーニングのメリットやデメリットや具体的な方法についてお伝えしました。

サーキットトレーニングは休憩を挟まずに行うトレーニングですので、ハードなトレーニングですが、非常に効率の良いトレーニングです。

飽きっぽいという方でも、次々とメニューが変わるサーキットトレーニングは飽きにくく続けることができるでしょう。
ただ慣れるまではかなりハードなトレーニングですので、小休憩を挟みながら寝れていくことも可能です。

慣れてくるとインターバル無しでメニューをこなせるようになります。
継続的におこなうことで、自然に自身と持久力がつきます。
成果も実感しやすいと思います。
サーキットトレーニングで心臓が強くなり、呼吸筋も鍛えられますので、健康的な毎日を送れるようになります。

日々の生活にサーキットトレーニングを取り入れてみてはいかがでしょうか?

監修

救急医、内科医 増田陽子

救急医、内科医 増田陽子

専門分野 
微生物学、救急医療、老人医療

経歴
平成18年 Pittsburg State大学 生物学科微生物学・理学部生化化学 卒業
平成22 年 St. Methew School of Medicine 大学医学部 卒業
平成24年 Larkin Hospital勤務
平成26年 J.N.F Hospital 勤務

資格
日本医師資格
カリブ海医師資格
米国医師資格

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