はじめに

『またやっちゃった。。。』
『もう絶対お酒なんて飲まない!』

お酒を飲まれる方なら一度は経験したことのある
イヤぁな症状

そう!のんべぇの大敵!
二日酔い!

せっかく楽しい夜を過ごしたのに、
朝起きると、つらい二日酔いで頭はズーン、胃もムカムカして
今日は一日動きたくない!

もぉ、思い出すだけで暗くなっちゃいますよね。
こんな大敵・二日酔いですが、
二日酔い中、カラダの中では一体どんなことが起こっているのでしょう。

これから本格化してくる忘年会シーズン、
自分のカラダの中で起こっていることをイメージできれば
今年の締め括りはいつもよりちょっとハッピーかも

もちろん飲み過ぎが良くないのは当たり前だけど、
たまにはそんな夜もありますもんね。

東洋医学的にカラダを見つめて、
そんな『もしも』の時のセルフケアに役立てましょう!

二日酔いってなんだ!?

さてさて、まずは二日酔いとは何ぞや
と言ったお話でございます。

いわゆる酔っている状態は
ある程度のお酒を飲んでいるとすぐに起こります。

これはアルコールの作用により、
脳の麻痺がしてしまって起こること。

なので、警察の方々も『はい、ここに息はいてぇ』
といって呼気中(血液中)のアルコール濃度を測定して
酔い度の尺度とするわけです。

一方、二日酔いはというと、
遅れてやってくるのがその特徴。

これはなんでかというと
アルコールがカラダの中で分解されて
『アセドアルデヒド』になった後におこる症状だからです。

このアセドアルデヒドが二日酔いの犯人!
遺伝的にこのアセドアルデヒドを分解する能力(アセドアルデヒド脱水素酵素)
が低い(少ない)ヒトが体質的に二日酔いしやすいヒト

といったわけでございます。

なので、実は『全くお酒を飲めない!』といったヒトや
『飲むとすぐ気持ち悪くなっちゃうんだよね。』なんてヒトも

厳密に言えば、アルコールに弱いのではなく、
アセドアルデヒドに弱い体質。といったわけでございます。

じゃー、どうすれば二日酔いを防げるの?
といったお話しになるわけですが、

このお話はいろいろな方が丁寧に解説してくれているので、
そちらにお任せ致しましょう。

ここではあくまで、二日酔いを東洋医学で捉えなきゃですからね。
ではでは、いよいよ本題でございます。

東洋医学で考える二日酔いって?

さぁ、みなさん!
レッツ、イメージタイムでございます。

東洋医学はもともと、
何かカラダに異変が起こったヒトを何とかして助けてあげよう!
とその人や同じ症状のヒト達を徹底的に観察して
体系化された医学

だから、東洋医学について知りたい時は、
つらい時のこと、またその時カラダの中でどんなことが起こっているかを
イメージすることがとっても大事!

なので、経験者の皆さんはどうぞ、つらい二日酔いをイメージしながら読み進めて下さい。

まず、東洋医学でいう
アルコールは『湿』と『熱』と考えます。

『湿』は重だるさや、だるさ、動きづらさなど、『停滞』のイメージ
『熱』は動きの活発化や、体温の上昇など『過活動』のイメージ

つまりアルコールを摂取するということは
これらがカラダの中にはいってくるということでございます。
(詳しくはこちら https://media.carecle.com/articles/fiMTR の記事をどうぞ)

ここでカラダのイメージが出来ている方はピンとくるはず、
そう、いわゆる酔っている状態の時に優先して悪さをするのが『熱』で、
今回の主役が『湿』にあることを。

『熱』の性質は『過活動』なので、
飲んでる最中に起こる(速効性のある)様々な症状の原因になりますが、

『湿』の性質は『停滞』なので、そこまで速効性がないわけです。

また、『湿』とはカラダの中にある余分なお水(ドロドロ水)のこと。
もともと、ヒトのほとんどは水で構成されてますので、

かなりの量の『湿』が入ってこないと、
あるいは、かなりの量のもともとカラダにあるお水(サラサラ水)が不足しないと

そもそも『湿』はカラダの中で悪さができないわけです。

因みに、かなりの量が入ってくるはいわゆる、飲み過ぎですが、
かなりの量のお水が不足するとは、
『湿』と一緒に入ってきた『熱』を冷ますためにカラダの中のお水が使われた状態です。

こうしてカラダの中の水が消費されるので、お酒を飲んだ後は水が飲みたくなるし、
飲み過ぎた朝は喉がカラカラなわけですね。

といったわけで、これが、酔っぱらうは誰でもすぐ起こるのに(『熱』の性質)、
二日酔いはtoo muchにならないとそもそも起こらない(『湿』の性質)。
と言った理由でございます。

だって、二日酔いの時の症状って
『湿』の持ってる性質、重だるさや、動きづらさそのものですものね。

やっぱり、アルコールの多飲は東洋医学的に考えても良くないわけです。

まとめてみよう。二日酔い。

カラダの中で起こってる二日酔いがわかったら、
いよいよ次はその対策!

世間ではいろーんな二日酔い対策が溢れてますが、
あまりにも情報がありすぎて、何を信じていいかわからない!

そんなあなたのために、
二日酔いケアの極意をお教えいたします。

その前にまず、一度二日酔い時にカラダの中で起こっていることをまとめましょう。

① 『湿』つまり、余分な水が溜まっている。
② 余分な水はサラサラではなくちょっとドロドロ(『熱』の性質でサラサラ水は減少)
③ 『湿』の性質でカラダの機能はちょっと『停滞』気味

こんな感じです。

ではでは、どんなことをしたらいいの?を
いよいよ大公開!

これでバッチリ!二日酔い対策!!

・兎にも角にも水分補給!

そもそもスロースターターの『湿』が悪さを始めるのも、
カラダの中のサラサラ水が熱でどんどん奪われて、
結果、サラサラ水不足になりドロドロ水onステージになってしまうことが原因。

それなら外からサラサラ水を入れてあげよう!
極々一般的なことですが、これが一番なわけでございます。

飲んだら飲んだ分と同量のお水を!

日本風にいうとこれを『和らぎ水』なんて言いますが、
『和』にはやわらぐやおだやかなんて意味の他に、あらそわない。
なんて意味もあります。

カラダの中で悪いことをしようとするドロドロ水には
サラサラ水を加えてあげて争いを止めてあげることが大事なんですね。

・適度の運動、適度の発汗
みなさん『じっとり汗をかく』といった経験てされたことございませんか?

いい運動をした後のサラッサラの汗と違い、何とも気持ち悪いじっとり汗。
アレって実は『湿』と関係が深いんです!

カラダの中にはサラサラ水とドロドロ水が循環しているので、
選択的にドロドロ水だけ外に出してあげると効果的!

ただ、これにはちょっとコツが必要で
激しい運動はNG!もちろんお風呂で汗を!や、サウナ最高!
なんていうと、お酒の『熱』の性質のお手伝いをしてしまって、

カラダの中のサラサラ水はさらに減少。
ドロドロ水ばかりになってしまうので、絶対にやってはいけない対処法です。

じゃーどうすればいいんだい!?
といったところですが、ポイントはケアする順番!

朝、目が覚めて、しまった二日酔いだ!
となってしまったら、まずはお水を飲みましょう。

その後、少し時間をおいた後に
息が上がるか上がらないかの運動やカラダに負担の少ない半身浴などをしてあげましょう。
もちろん運動中や入浴中も水分補給は忘れずに。

カラダからじっとりした汗が出てきたらgoodです。
あくまで、汗をかくことを目標に。というより、
カラダの中に籠ってしまっている『湿』と『熱』を外にもってくるイメージです。

ただし、この方法はカラダに十分にサラサラ水を加えてなかったり、
順番を間違えて行うと大変なことになりますので、
くれぐれも気を付けて行って下さい。

・必殺経絡刺激!
たまにはお酒の話だけでなく、鍼灸師らしいことも話しなさい!
と、いわれてしまいそうなので、

3つめのポイントとして、経絡を刺激してあげることで
つらい二日酔いを解消する方法を伝授。

みなさん良く聞くのは『経穴』いわゆるツボだと思いますが、
ツボって実は線路に乗っている駅みたいなもの。

そして、その線路にあたる部分が『経絡』です。
どぉです?電車の遅延解消も一駅だけじゃなくて、
その路線全体で見直しを測った方が効果ありそうじゃありません?

なので、今回はあえてツボ押し
でなく、経絡刺激とさせて頂きました。

そして、押さえておきたいポイントは2つ!

① 背中の筋肉!
まずは背中の筋肉の胃の裏辺りを丁寧に刺激してあげましょう。

そんなとこ手が届かない!という方は、
テニスボールなんかの上に仰向けに寝そべってコロコロするのもいいかもしれません。

背骨の脇のモリッとした筋肉を上から下に。
気持ちいい~痛気持ちいいくらいの刺激量で刺激してあげて下さい。

② すねの脇の筋肉
今度は足です。すねの脇のこれまたモリッとした筋肉を刺激してあげましょう。

膝の下から足首に向けて、すねの骨にそって横の筋肉を上から下に
10点くらいに分けて親指でギュっギュっと刺激してあげると効果的!

これも刺激量は気持ちいい~痛気持ちいいくらいがgoodです。

この2つの経絡刺激はつらい二日酔いの時だけでなく、
食べ過ぎちゃった時なんかも使えるので、

これであなたも飲食に関しては経絡マスターかもしれません!

どうです?どれも当たり前でしょ?
そう、東洋医学の概念て実は『必殺技』がないんです。

だから極意はみんな当たり前のこと!
けど当たり前のことを当たり前にできる以上の対策ってないんですよね。

みなさんも、もし二日酔いの際は当たり前ですけど、この当たり前を
是非是非試してみてください!

まとめ

いかがでしたでしょうか。
東洋医学で考える二日酔い。みなさんカラダの中のイメージできました?

もちろん、飲み過ぎがカラダに良くないこと、
また、カラダが本来もっている機能を十分に使うために、
充分な睡眠とオヤスミを心がけることがカラダにとっては一番!

なので、これまた『当たり前』ですが、
質のいいオヤスミが取れていれば
もし、二日酔いになっちゃった時も苦労半減なわけです。

だた、そのケアも間に合わず、
つらい二日酔いの朝をむかえてしまった時は、

是非、カラダの中で起こっていることをイメージして、
適切な対応で二日酔いを撃退してやって下さい。

二日酔い対策でハッピーなお酒ライフを送りましょう!

関連する記事

関連するキーワード

著者

ケアくるLINE@