お灸とは
お灸は、一般的にモグサと呼ばれるヨモギの葉からできたものを皮膚の上のツボに置いて燃やし、その温熱刺激によって体調を整える治療技術です。
巷では鍼灸師と呼ばれる治療家が行なっています。
お灸の施術をする前に問診があります。
その症状や状態によって適切なツボに適度な刺激を与えていきます。
まず、問診票に患者さんが情報を記入し、どのような症状かを確認します。
お身体の症状に沿って、お灸を行うかどうかも含めて相談しながら決定します。
鍼灸適用症状の場合は、医師の同意のもとで保険治療も行うことが可能です。
さらに詳しく見ていきましょう。
巷では鍼灸師と呼ばれる治療家が行なっています。
お灸の施術をする前に問診があります。
その症状や状態によって適切なツボに適度な刺激を与えていきます。
まず、問診票に患者さんが情報を記入し、どのような症状かを確認します。
お身体の症状に沿って、お灸を行うかどうかも含めて相談しながら決定します。
鍼灸適用症状の場合は、医師の同意のもとで保険治療も行うことが可能です。
さらに詳しく見ていきましょう。
お灸女子が密かに増えてる?!お灸の魅力とは? - 【ケアクル】
最近よく耳にするようになった”お灸女子”。 ちょっとした体の不調や美容に効果のあるお灸で、自宅で簡単にセルフケアしている女子が増えています!。治療院やエステに行くのも良いですが、日々のケアで、健康でキレイでいられます。そんなあなたもお灸女子始めてみませんか?
お灸の効果
お灸をすると、熱が体に入ります。
冷えているところや、流れの悪い部分にお灸をすることで芯まで温まるだけでなく、血流の促進も期待できます。
お灸の熱は皮膚や筋肉などに浸透していきます。
血流が良くなるだけでなく、免疫力が向上したり、むくみや凝りなどのが改善が見られるなど効果を発揮します。
身体の中の、血液が滞りなく流れることで辛い症状を改善していきます。
また、もぐさの独特な香りと成分の浸透力などで痛みを和らげ、リラックス効果も期待できます。
冷えているところや、流れの悪い部分にお灸をすることで芯まで温まるだけでなく、血流の促進も期待できます。
お灸の熱は皮膚や筋肉などに浸透していきます。
血流が良くなるだけでなく、免疫力が向上したり、むくみや凝りなどのが改善が見られるなど効果を発揮します。
身体の中の、血液が滞りなく流れることで辛い症状を改善していきます。
また、もぐさの独特な香りと成分の浸透力などで痛みを和らげ、リラックス効果も期待できます。
お灸を受ける期間と頻度
お灸はただ熱を入れて温まるだけでなく、体内から調子を戻して免疫力を高める効果があります。
その為、効果をより高く発揮するために、施術者と相談しながら定期的に通っていただくのがベストです。
効果が出るまでの期間は個人差があります。
すぐに効果が出なくても歩くなっていなければ一定期間試してみると良いでしょう。
お灸の頻度は毎日行ってもかまいません。
しかし、刺激量に気をつける必要があります。
もぐさによって燃え方も変わるので熱さに違いがあります。
どのくらいもぐさを燃やすのかによっても当然違いが出てきます。
また、どこのツボにお灸を据えるのか、数はいくつ据えるのかなどによっても刺激量は変化していきます。
お灸以外の施術などと並行する場合は、刺激量が強くなります。
刺激過多になる可能性があるので注意しましょう。
週3回くらいのペースが平均的と言えます。
症状の改善がみられる場合は、週3回から2回、1回と通う頻度を下げて施術を行っても良いでしょう。
症状の変化をみて頻度を決めるようにしてください。
トレーニングなどと違って効果が見えにくいですが、徐々に体質改善することができるでしょう。
寝つきが良くなった、便意をもよおす頻度が多くなったなど、日常生活の中で身体の変化を感じてみてください。
その為、効果をより高く発揮するために、施術者と相談しながら定期的に通っていただくのがベストです。
効果が出るまでの期間は個人差があります。
すぐに効果が出なくても歩くなっていなければ一定期間試してみると良いでしょう。
お灸の頻度は毎日行ってもかまいません。
しかし、刺激量に気をつける必要があります。
もぐさによって燃え方も変わるので熱さに違いがあります。
どのくらいもぐさを燃やすのかによっても当然違いが出てきます。
また、どこのツボにお灸を据えるのか、数はいくつ据えるのかなどによっても刺激量は変化していきます。
お灸以外の施術などと並行する場合は、刺激量が強くなります。
刺激過多になる可能性があるので注意しましょう。
週3回くらいのペースが平均的と言えます。
症状の改善がみられる場合は、週3回から2回、1回と通う頻度を下げて施術を行っても良いでしょう。
症状の変化をみて頻度を決めるようにしてください。
トレーニングなどと違って効果が見えにくいですが、徐々に体質改善することができるでしょう。
寝つきが良くなった、便意をもよおす頻度が多くなったなど、日常生活の中で身体の変化を感じてみてください。
お灸の費用と保険
自費治療と保険治療
お灸の施術には自費治療と保険治療があります。
自費治療の場合は、治療院によってお灸の行い方が違うため、値段にも差が出てきます。
しかし、基本的には施術時間に金額も比例するところがほとんどです。
例えば、5分間の治療では施術料が500円、30分間行うと3000円などと金額が変わります。
自費治療は保険治療のような制約があまりないので、そのようなストレスはなく定期的に通うことが可能です。
担当の治療者も選べる場合が多いのでリラックスできて信頼ができる施術者を選ぶと良いでしょう。
ちょっとした相談や悩み事が言いやすいこともとても重要です。
対して保険治療に関しては、料金が一律で定められています。
初診料を除くとお灸のみで1300円です。
実際の支払いは、3割負担の方でおおよそ390円、1割負担だと130円となります。
ただし、保険治療にはいくつかの条件が必要です。その条件を以下でご説明します。
自費治療の場合は、治療院によってお灸の行い方が違うため、値段にも差が出てきます。
しかし、基本的には施術時間に金額も比例するところがほとんどです。
例えば、5分間の治療では施術料が500円、30分間行うと3000円などと金額が変わります。
自費治療は保険治療のような制約があまりないので、そのようなストレスはなく定期的に通うことが可能です。
担当の治療者も選べる場合が多いのでリラックスできて信頼ができる施術者を選ぶと良いでしょう。
ちょっとした相談や悩み事が言いやすいこともとても重要です。
対して保険治療に関しては、料金が一律で定められています。
初診料を除くとお灸のみで1300円です。
実際の支払いは、3割負担の方でおおよそ390円、1割負担だと130円となります。
ただし、保険治療にはいくつかの条件が必要です。その条件を以下でご説明します。
保険が適用される症状
保険治療が受けられる症状には、以下の定めが設けられています。
・神経痛:例えば坐骨神経痛など
・リウマチ:急性、慢性で各関節が腫れて痛むもの
・腰痛症:慢性の腰痛、ギックリ腰など
・五十肩:肩の関節が痛く腕が挙がらないもの
・頚腕症候群:頚から肩、腕にかけて痺れて痛むもの
・頚椎捻挫後遺症:頚の外傷、むちうち症など
・その他これに類似する疾患など
肩こりなどではなく、強い腰痛や手に痺れがある場合などは、保険適用の条件に当てはまるでしょう。
医師の判断が必要になりますので覚えておきましょう。
・神経痛:例えば坐骨神経痛など
・リウマチ:急性、慢性で各関節が腫れて痛むもの
・腰痛症:慢性の腰痛、ギックリ腰など
・五十肩:肩の関節が痛く腕が挙がらないもの
・頚腕症候群:頚から肩、腕にかけて痺れて痛むもの
・頚椎捻挫後遺症:頚の外傷、むちうち症など
・その他これに類似する疾患など
肩こりなどではなく、強い腰痛や手に痺れがある場合などは、保険適用の条件に当てはまるでしょう。
医師の判断が必要になりますので覚えておきましょう。
実際に保険治療を受けるには
保険適用の症状に当てはまる場合は、その症状をかかりつけ医が診断し、同意書を書いてもらう必要があります。
本当にお灸の施術が必要なのかどうかを医師に判断してもらわないと、保険治療は行えません。
鍼灸師は病名の診断ができないので注意しましょう。
また、同意書は定期的にもらう必要があります。
継続して治療を行う必要があるかどうかの判断を医師にしてもらいます。
保険施術をしている症状に関しては、整形外科やその他の治療院で同時に治療を行う場合は注意が必要です。
保険治療にはかなり制約がありますが、本当に症状が辛く、継続した治療を受けるのでしたら、保険治療を試してみる価値はあります。
本当にお灸の施術が必要なのかどうかを医師に判断してもらわないと、保険治療は行えません。
鍼灸師は病名の診断ができないので注意しましょう。
また、同意書は定期的にもらう必要があります。
継続して治療を行う必要があるかどうかの判断を医師にしてもらいます。
保険施術をしている症状に関しては、整形外科やその他の治療院で同時に治療を行う場合は注意が必要です。
保険治療にはかなり制約がありますが、本当に症状が辛く、継続した治療を受けるのでしたら、保険治療を試してみる価値はあります。
おわりに
お灸施術の流れや費用、効果をご理解いただけたでしょうか。
お灸は免疫力を高めたり、体質を改善したりするなど、内側から身体を変えていくものです。
すぐに効果が出ないからといって決して諦めないでください。
続ければゆっくりと効果を感じられるようになるでしょう。
最近では、熱刺激に弱い方やにおいが苦手な方に対応したお灸も使用されているので、少しでも興味がある方は、ぜひ試してみてください。
お灸は免疫力を高めたり、体質を改善したりするなど、内側から身体を変えていくものです。
すぐに効果が出ないからといって決して諦めないでください。
続ければゆっくりと効果を感じられるようになるでしょう。
最近では、熱刺激に弱い方やにおいが苦手な方に対応したお灸も使用されているので、少しでも興味がある方は、ぜひ試してみてください。
総合診療医
経歴
鳥取大学医学部医学科卒業。2001年 医師国家試験取得。
2006年とよだクリニック開業。
2014年認知症予防・リハビリのための脳トレーニングの推進および脳トレパズルの制作・研究を行う認知症予防・リハビリセンターを開設。
資格
医師免許
所属学会:総合診療医学会、認知症予防学会