はじめに

フラフープダイエットは誰でも自宅で気軽に行うことができるダイエット方法です。ウエストの引き締め・くびれ作りに効果的です。今回は、フラフープダイエットのやり方、効果、ダイエットに適したフラフープの選び方などをご紹介していきます。

フラフープダイエットの効果

フラフープは有酸素運動の一つで、脂肪燃焼に適していると言われており、ダイエットに向いています。ただし、有酸素運動で脂肪燃焼をするためには、十分な量の酸素を取り入れる必要があります。

息が切れてしまうほどハードな運動は酸素を十分に取り込めず、くびれをつくるには向きません。フラフープダイエットは運動不足の人でも息が切れることがないので、無理なく脂肪を燃焼させることができます。

そして、フラフープダイエットを行うことでインナーマッスルを鍛えることができます。インナーマッスルは、体の奥深くにある筋肉で、内臓の位置を保持する役割をしています。これが弱まると内臓を正常な位置に保つことができなくなります。すると、内臓下垂と共に姿勢も悪くなり、腰痛・関節痛などの症状を引き起こす原因となってしまいます。

フラフープダイエットは、腰を使って行う運動なので、腰回りの引き締めや内臓脂肪を減らす効果もあります。

また、「ながらダイエット」としても効果を得ることができます。フラフープを回す動作に慣れると、リビングでテレビを見ながら行うこともできます。

慣れないうちは、フラフープダイエットで筋肉痛になるケースもあります。
そんなときには、筋肉痛が治るまでフラフープでの運動は中止しましょう。筋肉痛とは筋肉が損傷している状態です。筋肉がさらに強い筋肉になるために必要とするダメージでもあるのですが、筋繊維が傷んでいる状態なので無理は禁物です。過度なトレーニングはかえって筋力アップの妨げとなります。

フラフープダイエットのやり方

フラフープを上手に回すコツは、腰を柔軟に使うことです。力を入れすぎず、リラックスしながら回します。行う前に深く息を吸って、ゆっくりと吐き、呼吸を落ち着かせると良いでしょう。

1.足を肩幅程度に開き、フラフープを回しましょう。右回しなら右足、左回しなら左足を半歩前に出します。
2.膝は若干ゆるめるように曲げると良いでしょう。膝を真っ直ぐに伸ばしてしまうと腰に力が入ってしまい、フラフープを回しにくくなります。
3.腰を前後に揺らすというのがポイントです。腰で円を描くのでないので要注意です。
フラフープの動きに合わせながらリズミカルに動かします。

くびれをつくるためには、腰回りの筋肉を左右均等に鍛える必要があります。そのため、フラフープは左回し・右回し両方を行いましょう。左右均等に鍛えることが憧れのくびれ作りへの第一歩です。

フラフープダイエットの頻度とダイエットプラン

フラフープダイエットは、毎日行う必要がありません。週3~4日程度が良いとされています。
最初は1日10分を目安にし、フラフープを回すことに慣れてきたら、徐々に時間を増やしていくと良いでしょう。脂肪燃焼効果は20分以上継続することでより大きな効果を発揮します。

だからと言って無理をして筋肉を傷めてしまっては元も子もありません。フラフープに慣れるまではこまめに休憩を挟みつつ行う必要があります。

具体的なプランとしては、起床してから10分、昼間もできるときは10分、そして夜に10分ほど行うと良いでしょう。

フラフープダイエットは継続するほど効果を実感できます。

フラフープの選び方

フラフープダイエットに使用するフラフープを購入しましょう。通販でも手に入ります。価格は、1本1000円~2000円程です。
実際の店舗に行って購入する場合は、おもちゃ屋さん、ホームセンター、大型ショッピングセンターでも売られているのでチェックしましょう。

重さは少し重量感のあるフラフープにすることが大切です。筋肉への刺激や負担も増え、より効果を得ることができます。

サイズの選び方としては、回しやすいサイズを選ぶことが重要です。平均で90cm~95cm程度が最適です。ただし胴回りが大きい、背が低い、高いなど個人差があるので、自分の体に合ったフラフープを購入しましょう。

最近はダイエット用のものも販売されています。

まとめ

今回は、フラフープダイエットのやり方、効果、ダイエットに適したフラフープの選び方などをご紹介しました。フラフープダイエットでお腹や腰回りの筋肉を増加させて、効率よくダイエットしましょう。憧れのくびれを手に入れるのも夢ではありません。いつでも自宅で行えるダイエット方法なのでぜひお試しください!

監修

・救急医、内科医 増田陽子

・救急医、内科医 増田陽子

専門分野 
微生物学、救急医療、老人医療

経歴
平成18年 Pittsburg State大学 生物学科微生物学・理学部生化化学 卒業
平成22 年 St. Methew School of Medicine 大学医学部 卒業
平成24年 Larkin Hospital勤務
平成26年 J.N.F Hospital 勤務

資格
日本医師資格
カリブ海医師資格
米国医師資格

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