はじめに
ニキビでお困りの方もいるのではないでしょうか?
原因はさまざまですが、大きく分けてニキビは2種類あります。
自分の思い当たる原因を記事の中で探してみてください。
原因はさまざまですが、大きく分けてニキビは2種類あります。
自分の思い当たる原因を記事の中で探してみてください。
ニキビの種類とできる場所
ニキビは大きく分けて2種類あり、「思春期ニキビ」と「大人ニキビ」といいます。
思春期ニキビは名前の通り10代の思春期にできやすいニキビで、大人ニキビは思春期以降にできるニキビです。
それぞれのニキビは、できる場所も原因も異なります。
思春期ニキビは名前の通り10代の思春期にできやすいニキビで、大人ニキビは思春期以降にできるニキビです。
それぞれのニキビは、できる場所も原因も異なります。
思春期ニキビができやすい場所
額や鼻といった皮脂分泌が多いところに特に多いですが、頬などにもできることがあります。
大人ニキビができやすい場所
思春期ニキビとは違いアゴ・フェイスラインから首にかけてできやすいです。
ニキビができる原因
ここでは、思春期ニキビと大人ニキビのそれぞれできる原因をご説明します。
思春期ニキビ
10代の頃は体を作るために成長ホルモンが分泌され、この成長ホルモンが皮脂腺を刺激することで皮脂が過剰に分泌し毛穴が詰まりやすくなります。すると、ニキビの原因となるアクネ菌が繁殖してニキビができるといわれています。
20代に入るとホルモンバランスが整ってくるので、自然とニキビは減っていきます。
20代に入るとホルモンバランスが整ってくるので、自然とニキビは減っていきます。
大人ニキビ
大人ニキビの原因はなかなか絞るのが難しいとされます。原因と言われているのが、生活リズムの乱れ、睡眠不足、飲酒、タバコ、化粧品、ホルモンバランスなどとても広範囲になります。
また、ストレスによって肌のターンオーバーが乱れるからともいわれています。肌は約28周期で古い細胞から新しい細胞へと生まれ変わります。これは、肌の新陳代謝のサイクルになります。
肌のターンオーバーが乱れると古い皮脂が角質に詰まり大人ニキビにつながります。
また、ストレスによって肌のターンオーバーが乱れるからともいわれています。肌は約28周期で古い細胞から新しい細胞へと生まれ変わります。これは、肌の新陳代謝のサイクルになります。
肌のターンオーバーが乱れると古い皮脂が角質に詰まり大人ニキビにつながります。
正しいニキビケアと跡対策
ニキビケアを正しくおこないたいのなら、ニキビの進行度別にケアをすることが大切です。以下、進行度順にニキビの状態を表しています。よく読んで適切なケアを行いましょう。
1. 初期のニキビ
毛穴の内部に皮脂が溜まりやすくなっている状態です。この段階では目でみてもよくわからないもしれません。日頃から保湿をきちんとすることが大事になってきます。
2. 白ニキビ
毛穴に皮脂が詰まりはじめポツッと小さな白ニキビができます。この段階なら比較的早く完治させることができるため、保湿をしっかりして医療機関で面皰圧出(めんぽうあっしゅつ)してもらうのがおすすめです。
3. 黒ニキビ
毛穴に詰まった皮脂が表皮から浮き出て、空気に触れることで酸化され、黒くなった状態です。白ニキビと同様に面皰圧出が有効です。頻繁に黒ニキビができるようなら病院でホルモン治療を行うとよいでしょう。
4. 赤ニキビ
炎症が起きているため、面皰圧出はいけません。潰してしまうとニキビ跡が残る可能性が高くなります。炎症を止めるために病院で抗生物質やステロイドなどの医薬品を処方してもらうとよいです。
5. 黄色ニキビ
炎症がひどくなり、膿が溜まっている状態です。この状態だと必ず病院で診てもらう必要があります。男性ホルモンを抑える薬を用いることで症状を緩和させることができます。跡を残さないためにも自分で潰さないようにしましょう。
6. 紫ニキビ
炎症が悪化して毛穴に膿と血が溜まってしまった状態です。この状態までくると病院で治療しても跡が残る可能性が高くなります。決して自分では潰さないことです。病院に行って滞留物を除去する必要があります。根気よく治療をすれば跡は消えることもありますので諦めてはいけません。
1. 初期のニキビ
毛穴の内部に皮脂が溜まりやすくなっている状態です。この段階では目でみてもよくわからないもしれません。日頃から保湿をきちんとすることが大事になってきます。
2. 白ニキビ
毛穴に皮脂が詰まりはじめポツッと小さな白ニキビができます。この段階なら比較的早く完治させることができるため、保湿をしっかりして医療機関で面皰圧出(めんぽうあっしゅつ)してもらうのがおすすめです。
3. 黒ニキビ
毛穴に詰まった皮脂が表皮から浮き出て、空気に触れることで酸化され、黒くなった状態です。白ニキビと同様に面皰圧出が有効です。頻繁に黒ニキビができるようなら病院でホルモン治療を行うとよいでしょう。
4. 赤ニキビ
炎症が起きているため、面皰圧出はいけません。潰してしまうとニキビ跡が残る可能性が高くなります。炎症を止めるために病院で抗生物質やステロイドなどの医薬品を処方してもらうとよいです。
5. 黄色ニキビ
炎症がひどくなり、膿が溜まっている状態です。この状態だと必ず病院で診てもらう必要があります。男性ホルモンを抑える薬を用いることで症状を緩和させることができます。跡を残さないためにも自分で潰さないようにしましょう。
6. 紫ニキビ
炎症が悪化して毛穴に膿と血が溜まってしまった状態です。この状態までくると病院で治療しても跡が残る可能性が高くなります。決して自分では潰さないことです。病院に行って滞留物を除去する必要があります。根気よく治療をすれば跡は消えることもありますので諦めてはいけません。
思春期ニキビを治す方法☆中学生、高校生はこの対策で!
via www.youtube.com
大人ニキビの治し方
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ニキビ跡を消すには?
炎症したニキビは、シミが残ることが多いです。ひどい場合、クレーターができお肌がボコボコになってしまいます。やはり皮膚科で診てもらうのが一番。
色素沈着やクレーター跡はなかなか自分ひとりで消すことは難しいですが、皮膚科で根気よく治療をおこなえば大丈夫です。クレーターにはレーザー治療がとても有効です。
色素沈着やクレーター跡はなかなか自分ひとりで消すことは難しいですが、皮膚科で根気よく治療をおこなえば大丈夫です。クレーターにはレーザー治療がとても有効です。
病院でのニキビの治療内容と処方される薬について
より早く、跡を残さずにニキビを治したいなら、皮膚科の受診は必須です。
治療の他にニキビ予防のアドバイスもしてくれます。
皮膚科での治療方法はどのようなものがあるのでしょうか?
治療の他にニキビ予防のアドバイスもしてくれます。
皮膚科での治療方法はどのようなものがあるのでしょうか?
処置について
毛穴に詰まった皮脂を取り除きニキビの悪化を防ぎます。主に面皰圧出やケミカルピーリングなどがあります。また、クレーター状になったニキビ跡を治すレーザー治療や抗生物質を患部に注射する場合もあります。
処方されるお薬
外用薬としてニキビの炎症を抑える抗生物質や、毛穴に皮脂が詰まりにくくするディフェリンゲル・トレチノインといった薬です。ニキビはビタミン不足が原因となるので、ビタミン剤等も処方されます。
女性ホルモンが減り男性ホルモンが強まるとニキビができやすくなるとも言われ、男性ホルモンを抑える薬を処方される場合もあります。
女性ホルモンが減り男性ホルモンが強まるとニキビができやすくなるとも言われ、男性ホルモンを抑える薬を処方される場合もあります。
ニキビ予防につながる食べ物
ニキビを防ぐ栄養素はビタミン・ミネラル・コラーゲン・食物繊維などです。
これらの栄養を多く含む食べ物がニキビ予防になります。
これらの栄養を多く含む食べ物がニキビ予防になります。
ビタミン類
・ビタミンA・・・ニンジン・ほうれんそう・レバー・かぼちゃなど
・ビタミンB2・・・卵・乳製品・藻類など
・ビタミンB6・・・まぐろ・かつお・ニンニクなど
・ビタミンC・・・緑黄色野菜・果実・芋類など
・ビタミンE・・・レバー・うなぎ・緑黄色野菜など
・ビタミンB2・・・卵・乳製品・藻類など
・ビタミンB6・・・まぐろ・かつお・ニンニクなど
・ビタミンC・・・緑黄色野菜・果実・芋類など
・ビタミンE・・・レバー・うなぎ・緑黄色野菜など
ミネラル類
カルシウム・・・チーズ・牛乳・キャベツなど
マグネシウム・・・穀物・昆布など
亜鉛・・・カキ・ナッツ類など
マグネシウム・・・穀物・昆布など
亜鉛・・・カキ・ナッツ類など
コラーゲン類
鶏肉・鶏軟骨・牛肉など
食物繊維
サツマイモ・ゴボウ・キノコ類
まとめ
今まで特にニキビの成長段階は意識してなかったという人は多いかもしれません。
早い段階からしっかり保湿をして清潔に保つことでニキビは治せます。
自分で潰さないで気になるなときは病院で診てもらいましょう。
早い段階からしっかり保湿をして清潔に保つことでニキビは治せます。
自分で潰さないで気になるなときは病院で診てもらいましょう。
総合診療医
経歴
鳥取大学医学部医学科卒業。2001年 医師国家試験取得。
2006年とよだクリニック開業。
2014年認知症予防・リハビリのための脳トレーニングの推進および脳トレパズルの制作・研究を行う認知症予防・リハビリセンターを開設。
資格
医師免許
所属学会:総合診療医学会、認知症予防学会