はじめに

ヨーグルトダイエットとはダイエット効果以外に、断食の持つデトックス効果、それから代謝アップ効果も実感できサプリメントなどと違ってヨーグルトであれば体への心配もありません。
あなたも今日から始めたくなる、そんなヨーグルトダイエットをご紹介していきます。

ヨーグルトダイエットとは

ヨーグルトダイエットをご存知でない方のために、一体どんなダイエット方法なのかをご紹介していきます。

ヨーグルトというと、朝の健康習慣として定番ですが、美容や健康以外に、ダイエットにも効果のある食品です。ヨーグルトに含まれる乳酸菌の働きによって腸内にある善玉菌を増殖させることができ腸内環境を良くしてくれ、体内の老廃物も知らず知らずのうちに排出されていくという流れです。

ヨーグルトは、抵抗もなく無理なく継続でき、出費としても安くできることがメリットです。
ヨーグルトダイエットで使うヨーグルトは高級なものでないと効果が得られないなんてことではないので、普通のスーパーに売っている市販のヨーグルトでOKです。

ヨーグルトのダイエット効果

ヨーグルトには、乳酸菌以外に、カルシウムも豊富です。
カルシウムを積極的に摂ることで体脂肪が減っていきます。

そして、カルシウムの摂取量が多ければ多いほど、脂肪の排出が促進されるという研究報告もあります。

乳酸菌も、腸内環境を整えて便秘解消できますし、美容を気にする女性にはとても嬉しいことです。
善玉菌を増やすことで老廃物の排出もスムーズに促されていきます。

腸内で悪玉菌が増えてしまうと、便秘になりやすくなりますし血液の循環も悪くなりがちです。
そして新陳代謝が悪くなります。
太りやすいと悩んでいる方の多くは、便秘で悩んでいる方が多いのも事実です。

悪玉菌が多くなってしまっているのが1つの原因でもあるでしょう。

腸内に善玉菌が多いと、新陳代謝が自然と上がりますから痩せやすくなります。
それから、ヨーグルトは固形の食べ物ではないので週末プチ断食などでの空腹時にも活用できます。

プチ断食を行うと、あらゆる臓器が休息できるようになります。

そのため、胃腸への負担が少ない乳酸菌が含まれるヨーグルトは断食ダイエットにおすすめなのです。

ヨーグルトの取り入れ方

ヨーグルトダイエットは、1日に200gのプレーンヨーグルトを朝と昼、そして夜の食事の時に摂取するだけという方法になります。

朝、昼、夜に食後のデザート感覚で食べることもあり、簡単に始められるかと思います。
食前、食後のどちらに食べても良いですが、乳酸菌を腸内に効率よく届けたいときは、食後に取り入れて、脂肪分解効果を得たいときは食前に取り入れます。

そして、ヨーグルトの種類によって使用されている乳酸菌が違ったりもしますので、いろいろなヨーグルトを試してみるのも楽しいかもしれません。

また、効果が得られないからとすぐに食べるのをやめるのではなく、最低でも1週間は食べ続けてみましょう。継続してみた後に、お通じが良くなっている、肌がきれい、お腹周りがなんとなくすっきりしてきた、調子が良いなどそういった効果が実感できるかもしれません。

ヨーグルト断食の方法

ヨーグルトプチ断食を行う日は、できたら週末(金曜の夜~月曜の朝までなど)を選びましょう。
ヨーグルトプチ断食は、普段の食事とは全く異なってきますので多少の空腹感はあるということを念頭にチャレンジしてみましょう。

ヨーグルトプチ断食の前日の夜ご飯は、胃に優しい消化の良いものを食べます。
食べ過ぎないように注意です。脂ものや消化に悪いものを食べると、翌日のヨーグルトプチ断食の効果が表れにくくなってしまいます。

プチ断食の1日目は、ヨーグルトを100g程度と、野菜ジュースや豆乳を200ml程、朝昼晩、摂取します。

2日目は、朝昼は1日目と同様のメニューで、夜ご飯のみ、お粥などの胃腸に負担の無いものにします。

3日目は、朝食をお粥や具の無いスープ、みそ汁などにします。
昼ご飯からは普通の食事に戻していきましょう。

プチ断食をした後の胃腸は、食べたものを吸収しやすい状態です。
そのため、カロリーの高いもの、脂ものなどは食べないようにしたいところです。
野菜、和食中心の食事にしましょう。

まとめ

いかがでしたか?今話題のヨーグルトプチ断食ダイエットについて、ご紹介しました。

最近では、いろいろなメーカーから味にこだわった美味しいヨーグルトが販売されていますので、自分の好みに合ったヨーグルトを見つけてヨーグルトダイエットを試すと楽しくできるかもしれません。ただし、砂糖の入っているヨーグルトは胃腸に負担がかかりますので、必ずプレーンヨーグルトを選びましょう。

監修

・救急医、内科医 増田 陽子

・救急医、内科医 増田 陽子

専門分野 
微生物学、救急医療、老人医療

経歴
平成18年 Pittsburg State大学 生物学科微生物学・理学部生化化学 卒業
平成22 年 St. Methew School of Medicine 大学医学部 卒業
平成24年 Larkin Hospital勤務
平成26年 J.N.F Hospital 勤務

資格
日本医師資格
カリブ海医師資格
米国医師資格

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