はじめに

みなさんワインはお好きですか?
特にお酒が好きな女性の中には、ワイン好きの方もいるのではないでしょうか?
ワインはおいしいだけでなく、健康にも美容にも良いとされるワインの効能についてご紹介します。

赤ワインはダイエットにも良い?

ダイエット中でも、お酒が飲みたくなるときがあると思います。
そんなお酒好きな方におすすめしたいのが赤ワインです。

ビールや日本酒などと比べると、ワインには糖質が少なく、メタボ・肥満でお悩みの方の強い味方となります。

お酒は飲んだら太るというのが当たり前に言われていますが、ワインは別です。
ワインはグラス1杯で73kcalしかないので、ダイエット中でも嬉しいです。

ただ、当然ながら飲み過ぎは禁物です!
毎日飲みたいという人は、グラス一杯でおさえておきましょう。
それ以上飲むと健康を害す可能性が高くなります。

赤ワインの美容効果で美肌をゲット?

赤ワインには、ブドウの果皮の色素成分であるアントシアニン、渋味成分であるタンニンをはじめ、他にもカテキンやリスベラロールなど、多くの種類のポリフェノールが含まれています。これらのポリフェノールは、美容によく、美肌効果などが期待できます。ポリフェノールはもともとぶどうの皮に含まれている成分です。赤ワインが生成される際にぶどうの皮を使用するので、ワインから体にいいポリフェノールを摂取することができます。

ポリフェノールの美容効果について

ポリフェノールの抗酸化作用によりシワ・シミ・ニキビなどの肌のトラブルを防ぎ、若々しい肌へと導いてくれます。つまり、アンチエイジング効果が得られるということです。
さらに、シミの元となるメラニン色素を抑えるので、美白効果もバッチリです。お肌をいい状態へと改善してくれるので、女性には特に嬉しいはずです。

赤ワインの効能を高めるかも?おつまみ特集

赤ワインのおつまみとして一緒に食べると、より赤ワインの効能を高めることのできる食べ物をご紹介します。

チョコレート

実は、ワインよりもポリフェノールが多く含まれるのがチョコレートなのです。おつまみでチョコレートを食べれば相乗効果が期待できます。赤ワインの渋みとビターチョコレートのほろ苦さがマッチします。

ナッツ類

アーモンド・ピーナッツ・クルミなどは、抗酸化作用があるビタミンEが豊富です。 赤ワインと共に食べることでさらに抗酸化作用を高めることができます。

サラダや果物

野菜や果物にはビタミンCが豊富です。このビタミンCも抗酸化作用があるので、赤ワインとともに食べれば相乗効果を得られます。

肉料理

おつまみとして味が合うだけではなく、ポリフェノールが肉に含まれる脂肪の吸収を抑制してくれる効果もあります。

白ワインではダメなの?

赤ワインの美容効果についてお話ししましたが、白ワインもとても体に良いです。

白ワインはミネラルをたくさん含んでいます。その中にカリウムが含まれているんですが、これが体に溜まってる余計なナトリウムの排出を促してくれます。ナトリウムが排出されることで、血圧を下げる効果を得られたり、お肌がきれいになったりします。

また、ダイエットのときはカルシウムやマグネシウムが不足しがちで、イライラしたりしてしまいます。白ワインはカルシウム・マグネシウムが豊富に含まれているのでダイエット中の味方になります。

他にも便秘防止に効く有機酸が含まれており、腸内をきれいにして便が出やすい環境つくりもしてくれます。

まとめ

テレビで見る赤ワイン好きの芸能人の話などから、美容によいと聞いたことはありましたが、ここまでとは思わなかったのではないでしょうか。

しかし、くれぐれも飲み過ぎないように注意しましょう! 飲み過ぎは重大な病気を引き起こす原因となります。

ぜひ正しい飲み方を意識してください。

監修

・総合診療医 院長 豊田早苗

・総合診療医 院長 豊田早苗

専門分野 
総合診療医

経歴
鳥取大学医学部医学科卒業。2001年 医師国家試験取得。
2006年とよだクリニック開業。
2014年認知症予防・リハビリのための脳トレーニングの推進および脳トレパズルの制作・研究を行う認知症予防・リハビリセンターを開設。

資格
医師免許

所属学会:総合診療医学会、認知症予防学会

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