はじめに

痩せたいと願う女性であれば、痩身エステという言葉に心惹かれる方も多いのではではないでしょうか?
しかし、たとえ興味があっても疑問や不安が解消されなければ、施術に踏み切れないかと思います。
そこで今回は、痩身エステの種類やダイエット効果、痩身エステ中の食事・運動、費用についてご紹介します。

痩身エステとは

痩身エステとは、エステティシャンによるマッサージや専用のマシンによって痩せることを目指すダイエット法です。血流やリンパの流れを改善し、老廃物や余分な水分を排出させることで、基礎代謝量をアップさせます。ダイエット効果を高めるためには食事・運動管理が必要なので、エステティシャンによる生活習慣のアドバイスもエステコース内に含まれることがあります。

痩身エステの種類

痩身エステと一言で言っても、サロンによって様々です。ここでは、痩身エステの種類を紹介します。

1)カウンセリング

コース初回にどのサロンでも行われるのがカウンセリングや問診と呼ばれるものです。気になる部分(痩せたい部分)や予算の他、普段の食生活・運動習慣など生活全般についての話をします。

2)ハンド痩身

痩身エステの基本となっているのが、エステティシャンのハンドマッサージです。マッサージによって筋肉をほぐし、血行を促進します。冷え、基礎代謝の低下に伴うむくみ、痩せにくいという体質、セルライト(※)の除去に働きかけ、ボディラインを整える効果が期待できます。

※セルライトとは、余分な水分や老廃物を溜め込んで肥大化した脂肪細胞がコラーゲン組織と結びついてできたものです。お尻や太もも、背中などにできやすいとされていて、皮膚表面がデコボコするのが特徴です。

セルライトの主な原因は血行不良です。血行不良は冷え、ホルモンバランスや自律神経の乱れ、基礎代謝の低下などによって起こります。一度セルライトが形成されてしまうと食生活や運動だけで解消するのは難しく、マッサージなどによって直接血行を促進し、溜まった水分や老廃物を排出する必要があります。

3)マシン痩身

専用のマシンを使った痩身エステは直接脂肪や筋肉に働きかけることによって、ハンド痩身よりも短期間に効果が得られ、部分痩せを可能とするタイプです。様々なマシンがありますが、ここではその一部を紹介します。


(1)キャビテーション

痩身を希望する部位に超音波を当てて、直接皮下脂肪を破壊して減らすマシンです。マシンを当てた3日から4日後に、血液やリンパを通して脂肪細胞が排出されます。
一度に当てることのできる範囲は手のひら2枚分ほどで、時間は約20分です。お腹、太もも、二の腕などに適しています。


(2)ラジオ波

 ラジオ波による温熱効果によって、体を芯から温めて血行を促進します。それによって発汗促進、脂肪燃焼、基礎代謝アップ、全体的なサイズダウンなどの効果が期待できます。肥満(BMI30以上)の人向きのマシン痩身です。


(3)EMS

筋肉に電気刺激を与えることで筋トレ効果が得られるため、基礎代謝をアップし引き締まった体つきになります。運動が苦手な人であっても、エステに通うことで、腹筋に対して100回の刺激を与えることが可能となります。


(4)骨盤矯正マシン

 空気圧を利用したマシンで、骨盤を始めとした骨格の歪みを矯正する効果があります。骨盤が歪むと、腰痛や肩こりなどの不調だけでなく、ぽっこりお腹などの体型の崩れ、基礎代謝の低下といった様々なデメリットがあります。

痩身エステのダイエット効果

食事療法や運動療法だけでは得られない、痩身エステならではのダイエット効果について紹介します。

1)部分痩せが可能となる

食事や運動によるダイエットを行った場合、お腹や胸などの脂肪の多い部分から痩せていき、部分痩せは難しいとされます。しかし、人によっては二の腕だけあるいは太ももだけを細くしたいという方もいるでしょう。痩身エステは種類にもよりますが、こうした部分痩せが可能です。

2)横になった状態で運動効果が得られる

適度に筋肉のついた引き締まった体を作るには、食事管理に加えて筋トレと有酸素運動が欠かせません。運動が苦手な人にとってはかなり厳しいのではないでしょうか?しかし、痩身エステであれば、専用の台の上に横になったまま施術を受けるため、運動が苦手な人でも筋トレ効果や脂肪燃焼効果が得られます。

3)リラックス効果が得られる

研修を受けたプロによるハンドマッサージは、痩身効果以外にも高いリラックス効果があります。エステによってはアロマオイルなども使用します。リラックスして良質な睡眠が得られるようになれば、睡眠中に分泌される成長ホルモンの働きによって、筋肉を維持したり、脂肪の分解を促進することができます。

痩身エステ期間の食事

痩身エステのダイエット効果を高めるためには、やはりバランスのとれた食生活や適度な運動が必要となります。ここでは、痩身エステを受けている期間中に食生活の面で注意すべき点について説明します。

1)施術後2時間は絶食とする

施術後2時間は、キャビテーションやハンドマッサージなどの施術によって減ってしまった脂肪細胞を補おうと、体は通常よりも食事からの栄養をたくさん吸収します。痩身エステの効果を得るためには、施術後2時間程度は何も食べないようにしましょう。
また、2時間以上経過しても、高カロリーな食事(揚げ物、ラーメン、チャーハン、丼物、ファーストフードなど)や飲み物はできるだけ控えるようにしましょう。

2)水分は多めに摂る

痩身エステによって減った脂肪細胞は、血液やリンパに出た後、尿や汗として体外へ排出されます。そのため、水、お茶、紅茶、ブラックコーヒーなど低カロリーの飲み物を多めに摂るようにしましょう。コーヒーやお茶は利尿作用があるため、お勧めです。

施術後3日から4日をかけて脂肪細胞が体外へ排出されていくため、この期間は水分摂取量を増やしましょう。

痩身エステ期間の運動

ここでは、痩身エステを受けている期間中の運動で注意すべき点をご説明します。

1)軽めの運動で体を温める

痩身エステの効果を上げるためには、血流を良くする必要があります。血流を良くするためには、体を温める必要があるので、普段から有酸素運動の習慣がある人は継続するようにしましょう。運動習慣のない人は、激しい運動を行う必要はありませんが、入浴中・後のマッサージ、ストレッチ、ヨガ、軽い散歩、自転車こぎなどを行いましょう。

2)こまめに水分摂取する

痩身エステ後は一時的に代謝が良くなり、いつもより汗をかきやすい状態になっています。脱水症状に陥りやすいので、こまめに水分補給をしましょう。

痩身エステにかかる費用

事前に、導入している痩身エステの種類や料金について情報収集してから通うようにしましょう。

また、一般的にエステでは、同じ施術を行ってもビジター料金(非会員料金)と会員料金の2つがあり、ビジター料金の方が割高になっています。さらに、1回だけ行う場合よりも、10回などまとまった回数通うことを契約した場合の方が1回当たりの単価は安くなります。

ある痩身エステを行っているお店では、全身・お腹やせコースの1回の施術時間は約1時間から3時間で、通常価格は18,000円、足痩せコースの1回の施術時間は約1時間から3時間で、通常価格は33,000円となっています。

まとめ

痩身エステについて理解していただけたでしょうか?
痩身エステには部分痩せができる、必要最低限の運動や食事制限で済むなどのメリットがあります。
事前に情報収集をしっかりと行い、自分に合った施術方法、エステ店を選びましょう!

監修

・救急医、内科医 増田陽子

・救急医、内科医 増田陽子

専門分野 
微生物学、救急医療、老人医療

経歴
平成18年 Pittsburg State大学 生物学科微生物学・理学部生化化学 卒業
平成22 年 St. Methew School of Medicine 大学医学部 卒業
平成24年 Larkin Hospital勤務
平成26年 J.N.F Hospital 勤務

資格
日本医師資格
カリブ海医師資格
米国医師資格

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ケアくるLINE@