食べ順ダイエットはこんなに簡単

ダイエットをするときに、いちいちカロリーを測って、あれは食べちゃいけない、これはいいなど考えるのは大変かもしれません。ですが、食べ順ダイエットなら基本的にいつもと食べるメニューは変えなくてもOKです。

食べる順番だけを変えてあげれば良いです。
何をはじめに食べるかでカロリー摂取を抑えたり、栄養素の吸収が、違ってきます。
しかし、食べる順番が悪いと脂肪ばかりついて太ってしまうことがあります。

食べ順ダイエットは即効性がありません。ですので、地道に続けていかなければいけません。
理由としては、極端に油っこいものを抑えたりカロリーを気にする食べ方をしないからです。
しかし、普段と変わらないものを食べられることもあり、ダイエット方法としては、継続しやすいかと思います。

油断して食べ過ぎてしまうと、太ってしまいます。
食べ過ぎには注意が必要です。

食べ順ダイエットの食べる順番は?

どんなものから順番に食べれば良いのでしょうか?
今まで食べる順番なんて意識してこなかった人たちは、気になるかもしれません。

1. 野菜

食物繊維が豊富な野菜です。サラダを食べると血糖値の上昇が抑えられ脂肪の吸収も抑えられます。また、このあと食べる糖質の吸収を緩やかにしてくれます。

2. タンパク質

食事のメインとなる料理の肉・魚・豆腐などに含まれるタンパク質を食べるようにします。

3. 糖質

最後が米・パン・麺などの糖質です。なぜ糖質が最後かというと、空腹な状態で糖質を摂ると血糖値が上がりやすくなります。すると、脂肪がつきやすくなります。糖質は、人間の体に必要なものですが、食べ過ぎは断然太るもとになります。

糖質を食べる前にタンパク質・野菜を食べているとお腹も膨れるかと思います。その結果、ごはんの食べる量を減らすことにつながります。

※食べ順に関しては、1~3はこれでいいという考え方と1の野菜の部分さえ守ればあとはどの順番でもいいという考え方があります。

食べ順ダイエットの注意点!

食べる順番がわかりましたが、いくつか注意するべきポイントもあります。

食べる量は増やしちゃダメ!

食べ順さえ守っていればいいやと、たくさん食べてしまってはダメです。
そもそも食べる量を減らさないと、なかなか痩せません。

また、バランスのよい食事を取ることを念頭においておきましょう。
食べ終わってから、なんだか物足りないなーとなるようでしたら、はじめにお水を飲むのも良いかもしれません。

丼ものを食べるとき

かつ丼のように丼を食べるときは、はじめに、付け合わせのサラダを食べ、それから、かつを半分食べてごはんを食べる。この食べ順がおすすめです。

食べ順ダイエットに最適な食事内容

食べ順ダイエットに適した食事メニューについてもお話しします。ポイントはやはりバランスの取れた食事内容が大切ということです。

野菜を多くとる

食事の前半は野菜などの食物繊維が豊富なものを食べるのが大事です。
お米を食べても血糖値の上昇が抑えられ太りにくくなるためです。

レストランや定食屋などに行っても野菜をしっかり食べましょう。

タンパク質もきちんととる

野菜の大切さはわかってもらえたかと思いますが、お肉やお魚も大切です。
タンパク質は筋肉をつくる働きをします。肉・魚に限らず大豆もいいです。

食べ順ダイエットは栄養バランスがいい食事内容が大前提になります。

まとめ

みなさんは、普段食べる順番なんてあまり意識したことがなく、それがダイエットにつながるとは思いもよらなかったかもしれません。

このダイエットのポイントは、糖質を最後に食べることで急激な血糖値の上昇を抑えることにあります。摂り過ぎた糖質は太るもとです。
栄養バランスが取れた食事内容はもちろんですが、食べる順番を意識してダイエットや健康に活かしていきましょう。

監修

・総合診療医 院長 豊田早苗

・総合診療医 院長 豊田早苗

専門分野 
総合診療医

経歴
鳥取大学医学部医学科卒業。2001年 医師国家試験取得。
2006年とよだクリニック開業。
2014年認知症予防・リハビリのための脳トレーニングの推進および脳トレパズルの制作・研究を行う認知症予防・リハビリセンターを開設。

資格
医師免許

所属学会:総合診療医学会、認知症予防学会

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