はじめに

マニキュアを落とすために、除光液(リムーバー)を使うことは多いと思いますが、どんな除光液を使っていますか?

実はネイルオフのために使用する除光液には、大きく分けて2種類あるのです。また自分に合ったもので正しくオフしなければ爪を痛めてしまうかもしれません。

今回のテーマは『除光液』です。種類・使い方・選び方を詳しくお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

除光液には2種類ある

除光液には2種類あります。2つの違いは、アセトン配合のものかノンアセトンのものかです。

このアセトンとノンアセトンの違いをまずはお話しします。

アセトンとは?

水に溶けない物質でも溶かすことができるのがアセトンです。マニキュアの除光液だけでなく、接着剤・塗料の溶剤と、さまざまなところで使われています。

ノンアセトンの除光液と比べてマニキュアを落とす力が高いです。それならアセトンの方がよいのではと考えがちですが、アセトンは人体に有害な影響を与える溶剤とされているのです。

ノンアセトンとは?

名前から想像できると思いますが、アセトンが使われていない除光液をいいます。除光液特有のあの香の原因はアセトンなので、ノンアセトンならあのニオイに耐える必要はありません。   

マニキュアの落ちはアセトン配合のものの方が勝ります。ただ、人体に与える影響を考えるとノンアセトンを選びたいところです。

除光液の正しい使い方

普段何気なく使っている除光液ですが、きちんと正しい使い方ができていますか?

除光液の効果的に使えるよう、そして爪や肌に悪影響を与えないよう、正しい使い方を覚えましょう。

1.以下のもの準備する

・リムーバー
・コットン
・ハサミ
・キューティクルオイル
・ハンドクリーム

2.コットンを爪の大きさに切る

コットンは手軽に買える100円均一のものでも大丈夫です。
用意できたら爪の大きさに切ります。切り終わったらコットンにリムーバーを染みこませます。

3.コットンを爪の上にのせる

はじめに切ったコットンを片手の5本すべての指にのせます。そしてそのまま3分間置きましょう。コットンは意外と爪に付くので、落ちる心配はありません。

3分ほど経ったらコットンを取ります。マニキュアは落ちているはずです。

同様に逆の手も行います。

※ポイントはコットンに適度に除光液を染みこませることです。こうすれば除光液を何度もつけ足さなくて済みます。

大量に染みこませてゴシゴシこすると爪が痛んでしまうので気をつけてください。

4.保湿ケアをする

除光液は皮脂を分解する脂溶性なので、爪を乾燥させてしまいます。

そこで保湿をしっかりしましょう。

まずは、手に残った除光液を水で落とします。次にキューティクルオイルを塗ります。
最後にハンドクリームを塗ればバッチリ保湿完了です。

除光液を使うと乾燥はどうしても避けられないので、どれだけ保湿できるかがとても大事です。

キューティクルオイルの必要性と使い方

キューティクルオイルを使ったことがない方も多いかもしれませんが、爪を美しく保つために必要です。ここでは使い方の手順をご紹介します。

1.皮膚を柔らかくする

指の皮膚が乾燥しているとオイルをはじきやすくなります。
そこで少しお湯につけるか、化粧水を塗って皮膚を柔らかくします。

2.オイルを塗る

爪全体に薄くオイルを塗っていきましょう。

3.ハンドクリームでフタをする

オイルを塗った上からハンドクリームを塗ってオイルが蒸発しないようフタをします。

寝るとき手袋をして寝るのも効果的です。

※キューティクルオイルを塗るポイントは量ではなく、継続して塗ることです。
毎日入浴後に塗るとベストです。

子どもに悪影響アセトンの危険性

先ほどアセトンが人体に影響を与える恐れがあるとお話ししました。
大人のマニキュアはもちろん、子どものマニキュアを落とすのにもあまりおすすめできません。

その理由をお話しします。

最近は子どもでもマニキュアをしますが、問題とされているのがアセトン入りの除光液です。

除光液は吸い込むと気管支炎や頭痛やめまいを引き起こす原因となり、子どもの場合は大人よりも影響を受けやすい傾向にあります。

大人が子どもの前でアセトン入り除光液を使うのも、避けた方がよいでしょう。

また、アセトンは爪の乾燥・かぶれなどの肌トラブルの元でもあるので、アセトン入りの除光液ではなく、ノンアセトンのものを使うようにしましょう。

自分に合った除光液の選び方

アセトン入りの除光液は今までお話ししたように、爪に負担がかかるのでなるべく避けたいところです。

特に爪が乾燥しやすい人やかぶれやすい人は、ノンアセトンのものを使うことをおすすめします。

ただ、ラメや重ねづけしたエナメルネイルカラーなどは、ノンアセトンのものでは落ちにくいこともあります。

そういう場合は仕方ないかもしれませんが、アセトン入り除光液は週に一度程度に留めておいた方がよいでしょう。

まとめ

普段あまり意識して除光液を使う機会は少ないと思いますので、今回の内容は驚くことも多かったのではないでしょうか?

健康のためには、アセトン入りではなくノンアセトンをおすすめします。

また、除光液を塗ったあとしっかり保湿をすることで爪をさらに健康に保ちましょう。

監修

・薬剤師&食生活アドバイザー 藤沢 淳司

・薬剤師&食生活アドバイザー 藤沢 淳司

専門分野 
薬、食生活、生活習慣病予防・治療

経歴
平成23年 大阪薬科大学大学院 卒業

資格
薬剤師免許、食生活アドバイザー、FP技能士2級

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