はじめに

お酒をやめようと決意しても毎晩晩酌をしたり習慣になってしまうとやめるのが難しくなります。適度なお酒はリラックスできるなどメリットもありますが、飲み過ぎは体調不良を招いてしまいます。

今回は、お酒がなかなか止められないという方のために禁酒の方法などについて紹介します。

お酒をやめられない原因

パーティーや忘年会、クリスマスなどお酒を飲む機会は多くあります。適度にお酒を飲むのは良いことですが、習慣化してしまうとなかなか止められなくなるものです。しかし、原因が分かればお酒が止めやすくなります。ここではお酒がやめられなくなってしまう原因をみていきましょう。

1.飲み会が多い

花見や新人歓迎会、忘年会、クリスマスなど日本にはさまざまなイベントがあります。イベントがあるごとやまた会社の帰りに付き合いで飲むことも多くあるのではないでしょうか。禁酒を試みても友達や会社の人に誘われると断り切れずついつい飲んでしまうことがあります。

誘いを断ったり、お酒を飲まないと付き合いが悪いなど言われてしまうこともあり、止めるのが難しいことがあります。特に飲み会の多い会社では、イベントのほかに個人的な付き合いなどもありお酒を止める機会を逃してしまいます。

2.習慣化している

毎日晩酌をするという方は多いのではないでしょうか?仕事が終わり帰宅した後に暇だから飲むという感覚でだらだら飲んでしまうと止めるのが難しくなります。仕事が終わった後の晩酌は格別ですが、習慣になってしまうとお酒が止められなくなります。

3.ストレス

お酒でストレスを発散している方はいませんか?ストレスを受けると脳内物質のバランスが崩れてしまいます。お酒を飲むことにより一時的にリラックスできるため、お酒を飲むイコール、ストレスが解消できるという関係が成り立ち、また飲みたくなってしまいます。脳の神経がお酒を飲むとリラックスできるということを認識してしまい止められない原因となります。

4.アルコール依存症

アルコール依存症にかかってしまうと日常生活だけではなく、社会生活にも影響を及ぼします。アルコール依存症の場合、昼夜に関わらず飲みたいという気持ちが強くなり、お酒がないと落ち着かなくなります。

禁酒の効果やメリット

お酒は適度に飲むと健康に良いですが、飲み過ぎは生活習慣病の原因になります。また習慣化するとアルコール依存症など重症になってしまうこともあります。健康を害する前に禁酒の効果やメリットを知っておくと止めやすくなります。

1.健康になれる

お酒を止めることで肝機能値が正常に戻ったり、体を健康に保つことができます。また糖尿病や高血圧症など生活習慣病の予防に効果的です。お酒を飲む過ぎると脳疾患や糖尿病、肝臓病にかかるなど病気と一生つき合うことになってしまいます。

2.体重の増加を防げる

お酒には、糖分や炭水化物などカロリーが高くなる栄養素が多く含まれています。日本酒やビールなどお酒の種類によって異なりますが、カロリーの摂り過ぎは体重増加を招いてしまいます。

3.翌朝もさわやか

お酒を飲むと肝臓で代謝が行われますが、アルコールを分解する酵素が少ないと代謝に時間がかかり翌日まで疲れが残ってしまいます。禁酒をすれば、お酒を分解する必要もなくなり、肝臓は疲れなくなります。また二日酔いもなく翌朝に気分が悪いということもありません。

4.貯金ができる

お酒は決して安い飲み物ではありません。毎回お店に行って飲んだり、アルコールを家にキープしておくだけでも金額が高くなります。お酒に使ってたお金を貯金に回すなど有効な使い道の繋がります。

禁酒の方法

1.趣味や習い事を始める

仕事が終わった後のお酒はリラックスできますが、何となく習慣化してしまっている方もいるのではないのでしょうか?仕事が終わったから飲むのではなく、他に楽しめる趣味を見つけると効果的です。また習い事やスキルアップをするなどお酒に当てていた時間を有効に活用するようにしましょう。

2.スポーツをする

スポーツをすると自然とお酒の量も減ってきます。スポーツジムに通ったり、ジョギングやサイクリングなど自分の好みのスポーツを選ぶようにします。時間がないという方は、毎日15~20分くらいのウォーキングをするのも良いでしょう。体を動かすことでリフレッシュでき、ストレスでお酒を求めることがなくなります。

3.お酒の付き合いは断る

友達や会社の同僚からお酒に誘われることもあるでしょう。断ると付き合いが悪い人と言われてしまいますが、禁酒を決めたらお酒の付き合いは断るか、行ってもアルコールは飲まないと決心することが大切です。近年では、ノンアルコールビールなどもあるのでノンアルコールを飲みながら付き合いを継続することもできます。断り方が分からないという方は、習い事などを理由に断ると良いでしょう。

禁酒をする期間の目安

禁酒をしてもすぐに効果が現れることなく、ある程度の期間が必要になってきます。約3週間を目安にすると良いでしょう。禁酒をしてから約3日目~1週間くらいが一番つらい時期ですが、この時期を乗り切るとお酒を飲みたいという欲求が少なくなり、気持ちも落ち着いてきます。但し、期間には個人差があるので、もう少し時間がかかることもあります。

まとめ

禁酒の方法を紹介しましたが、参考になりましたか?
大好きなお酒を止めることは簡単なことではありませんが、原因が分かることで少しは止めやすくなります。適度なお酒は健康にも良いですが、飲み過ぎにはくれぐれも注意しましょう。

監修

・救急医、内科医 増田陽子

・救急医、内科医 増田陽子

専門分野 
微生物学、救急医療、老人医療

経歴
平成18年 Pittsburg State大学 生物学科微生物学・理学部生化化学 卒業
平成22 年 St. Methew School of Medicine 大学医学部 卒業
平成24年 Larkin Hospital勤務
平成26年 J.N.F Hospital 勤務

資格
日本医師資格
カリブ海医師資格
米国医師資格

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