はじめに

ブラジャーは女性にとっての必需品です。
普段当たり前のようにつけているはずですが、そのブラジャーは本当にあなたに合っていますか?
サイズが合っていないものをつけていると、胸が小さくなったり、健康にもよくありません。

そこで今回は、ブラジャーの正しい選び方と種類について解説します。自分にフィットしたブラジャーをつけていれば、美乳にもつながります。ぜひ本記事を参考にしてみてください。

どの形が好き? ブラジャーの種類と特徴

下着売り場や通販カタログを見ると、さまざまな種類のブラジャーで溢れています。
どういうものを選べばよいか迷ってしまうのも無理ありません。
当然自分のサイズに合ったものを選ぶべきですが、その前にどんな種類のブラジャーがあるのか知っておきましょう。

また、ブラジャーの洗い方や収納方法もご紹介します。

ブラジャーの種類

・フルカップブラ

バスト全体を包んでくれるブラジャーです。用途は大きなバストを安定させることなので、胸が大きい方におすすめです。

・1/2カップ

特徴は下から持ち上げることで、ボリュームを出すことができることです。バストが下がり気味の方、小さくてお悩みの方におすすめします。このブラジャーはカップの上半分が水平にカットされていて、カップは硬めです。また、ストラップが外せるものが多くあります。

・3/4カップ

カップの面積が3/4のブラジャーです。ワイヤー入りのものが多く、寄せて上げる効果があります。きれいな谷間をつくりたい方はこのタイプのブラを選びましょう。バストが離れている、ボリュームがないという方にもおすすめです。

・ノンワイヤー

名前の通りワイヤーが入っていないブラジャーです。ワイヤーが入っていると窮屈に感じる方も多く、実際締め過ぎると胸の形が変わってしまう可能性もあります。ノンワイヤーなら余裕あるつけ心地が得られます。以前は地味なデザインが多かったのですが、最近はオシャレなものが増えました。

・寝るとき用ブラ

これも名前の通り寝るときにつけるブラジャーです。寝るときにブラジャーをしない方も多いですが、バストが垂れたり、小さくなったり、形が崩れたりする可能性があるので、つけることをおすすめします。昼用のブラジャーだと窮屈に感じることが多いので、寝るときは専用のブラジャーを使いましょう。

・スポーツブラ

スポーツをするとき胸が揺れるのを防いでくれるブラジャーです。とても補正力が高く、走ったりしてもしっかり包み込んでくれます。運動をする機会が多い人におすすめです。

ブラジャーの洗い方

ブラジャーの洗濯で大切なのは、汗や皮脂をきちんと落とすことです。
汚れたままだと素材の通気性・吸湿性・保温性などが損なわれてしまいます。

また、基本的に手洗いがおすすめです。洗濯機を使う場合は、ブラジャーを洗濯ネットに入れ、優しく洗いましょう。手洗いの場合は大きめの容器に入れて、軽く洗います。揉み洗い・ねじり絞りはいけません。形が崩れる原因となります。

ブラジャーの収納方法

ブラジャーを収納するときは、よく乾かしてからしまいましょう。湿気が残っているとしわ・変色の原因となります。また、引き出しはブラジャーのみしまえるものが理想です。

あまりにも詰め込みすぎては、カップの形が変わってしまうので注意が必要です。
また、湿気を防ぐために防虫剤が必須です。

美乳への第一歩!胸の形が良くなるブラジャーの選び方

ブラジャーを選ぶとき大事なのがサイズです。自分のサイズに合ったものをつけないと、胸が小さくなったり、健康を害す恐れがあります。そこでブラジャーの正しいサイズ選びについて知っておきましょう。

正しいサイズの測り方

1. 必要な物を用意する

・ひも状のメジャー
※巻き取りタイプだと一人で測るときやりづらいのでおすすめできません。

2. 裸になりましょう

・正確なサイズを知るためには、裸になる必要があります。

3. 上半身を90度曲げる
ちょうどお辞儀をするように、上半身を90度曲げます。この状態で測ります。

4. 測る
測るのはアンダーバストとトップバストの2箇所です。
※アンダーとトップのサイズは、あくまでも目安です。

商品のサイズ表示に合わせるのではなく、自分の胸に合ったものを選びましょう。

サイズ選びのポイント

市販のブラジャーのサイズは5㎝刻みになっているので、なかなかちょうど良いサイズのものを探すのが難しいかと思います。そんなときはどうしたらよいか、解説します。

・アンダーがきつすぎるものは避ける!
アンダーがきつすぎても、緩すぎても、健康によくありません。緩すぎると、アンダーからバストの肉が逃げてしまいます。そうならないためにも、背中のベルトの伸縮性がよいものを選んだり、サイズを足すことができるグッズなどで対応しましょう。

・試着しましょう
面倒でも実際に試着するのは、自分に合ったものを見つけるために大切なことです。わきの肉がはみ出てないか、アンダーが安定してるか、カップがきついまたは緩くないかなどは、しっかり確認しましょう。

正しいブラジャーのつけ方で美乳になる!

サイズ選びの次に大事なのは、正しくブラジャーをつけているかどうかです。
いい加減なつけ方をすると、胸の形が悪くなったり、小さくなったりしまうこともあります。
美乳になるために、正しいブラジャーのつけ方を見ていきましょう。

正しいブラジャーをつける手順

1. 両腕を肩紐に通します。両肩にかけたらカップ下を両手で押さえ、ワイヤー部分がバストの膨らみの下に当たるようにしっかり合わせます。
2. 上半身を軽く倒して、手をブラのバックパーツに持っていき、真横に引く感じでホックを留めます。
3. 脇から胸を前中心に寄せます。このとき左の胸は右手で、右のバストは左手でボリュームが出るようにカップに収めます。
4. ワイヤーがしっかりバストを支えていることを確認します。大丈夫そうなら、肩紐が肩にくい込まないよう調整しましょう。

つけるとき気をつけるポイント

ブラジャーをつけたら以下のポイントを確認しましょう。

・カップがあまっていないか
・ストラップが肩に食い込んでいないか
・カップの上部が押さえつけられていないか
・バックパーツが水平になっているか

意外に大事なストラップの扱い

バストを安定させる機能があるストラップは、肩に食い込み過ぎても、緩すぎもいけません。また、洗濯のときにアジャスターがずれてしまうことがあるので、毎回ストラップが正しい位置にあるかブラジャーをつけるときにチェックしましょう。

目安として人差し指が一つ入る程度がベストです。つけ心地は人によって違うので、お店で店員さんとよく相談して自分に会ったフィッティングを探してください。

まとめ

普段当たり前のようにつけているブラジャーですが、意外と知らなかったことも多いのではないでしょうか。窮屈なブラジャーをつけていると胸の形が変わってしまう可能性もあるため、サイズ選びはとても大事です。

本記事を参考に自分にフィットしたブラジャーをつけて、美乳を目指しましょう。

監修

・救急医、内科医 増田陽子

・救急医、内科医 増田陽子

専門分野 
微生物学、救急医療、老人医療

経歴
平成18年 Pittsburg State大学 生物学科微生物学・理学部生化化学 卒業
平成22 年 St. Methew School of Medicine 大学医学部 卒業
平成24年 Larkin Hospital勤務
平成26年 J.N.F Hospital 勤務

資格
日本医師資格
カリブ海医師資格
米国医師資格

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