1 食べたいものを一切我慢する

ダイエットにおいては、少しずつ無理なく行っていった方が、リバウンドも少なく効果が出やすいとされています。

しかしながら、短期間で魔法のような結果を求めるあまり、やってしまいがちなのが、食べたいもの一切我慢することです。食欲は人間の三大欲求の一つなので、これを抑えると、かなりストレスが溜まってしまいます。

好きなものを好きなだけ食べるのは、もちろんダイエットにとって良くありませんが、週に1回だけにするなど、管理しながら食べることは、悪いことではありません。
いきなりぱたりとやめるのではなく、まずは量を減らしたり、似たような低カロリーのものに換えたりするなどして工夫してみましょう。
こうすることで、ストレスを貯めることなく、長期的にダイエットを続けられると思います。

2 食べる量が極端に少ない

ダイエットを始めると、食事量を極端に減らそうとしがちですが、これも実はあまりおすすめできません。

食事の量を急に極端に減らしてしまうと、体が空腹状態に備え、エネルギーを貯めやすい状態になります。
そのため、少し食べただけで太りやすく、痩せにくい体質につながってしまいます。

3 間食を全くしない

実は、間食すること自体は、それほど悪いことではありません。
お腹が空くことによって頭が働かなくなり、作業効率が落ちることを考えれば、多少の間食はするべきとも言えるでしょう。

しかし、スナック菓子やチョコレートなどは、糖質や脂質を多く含んでいるので、たくさん食べると、痩せにくい体質を作る原因となってしまいます。
できるだけそれらのものを避け、どうしてもお腹が空いてしょうがない時は、フルーツや栄養補助食品のようなものを食べ、お腹を膨らませるとよいでしょう。

4 お酒を飲む習慣がある

お酒をよく飲む方も、ダイエットが難しいとされています。

その理由は、お酒と一緒におつまみを食べてしまうことにあります。カクテル、チューハイや梅酒など糖分を多く含んだものを除けば、お酒自体のカロリーはそれほど高いものではありません。

しかし、そのお供としてスナック菓子や揚げ物などをたくさん食べてしまうと、太ってしまいます。

また、アルコールにより、普段は理性で抑えられている食欲が抑えられなくなり、暴飲暴食につながることもあります。
特に、夜の暴飲暴食は典型的なダイエット失敗の原因となるので、気をつけましょう。

5 夕食を食べすぎている

痩せない原因の一つとして、必要以上のカロリーを取っていることがあげられます。
特に、働いている方は、朝や日中忙しい、夜は付き合いで外食するなどの理由から、夕食に多くのカロリーを摂取してしまいがちです。

しかし、夕食を多く食べると、胃の中に食物を残した状態で寝ることになり、寝つきが悪くなったり身体が休まらなかったりするため、健康上あまりよくありません。

理想は「朝3、昼4、夕3」のカロリーバランスです。
夕食には朝ごはんと同じ程度のカロリーを摂取するようにしましょう。
お腹いっぱい食べたい時は、昼食にするなど、うまく空腹感と付き合いながらダイエットをしていくと効果的です。
また、夜に食べるなら、低脂質、高タンパク質の食材がよいでしょう。

おすすめは、カロリーが低くて消化のよい白身魚、豆、大豆などです。

6 食生活が不規則である

夜勤の仕事をしている方や夜型の方は、生活サイクルが乱れ、食生活も不規則になってしまいがちです。不規則な食生活も痩せにくい理由の一つとなる可能性があります。

先に述べたように、食事と食事の間が空いて脳が飢餓状態となると、エネルギーを節約・蓄積しようとするため、痩せにくい身体になってしまいます。
また、飢餓状態では、筋肉を分解してエネルギーに変える機能が働くので、全身の筋力が低下して基礎代謝が下がり、痩せにくくなります。

なるべく決まった時間に、カロリー摂取量を意識した食事をすることが、ダイエットには効果的と言えるでしょう。

7 食事の栄養バランスが悪い

しっかり痩せるためには、正しい栄養バランスの食事を取ることが重要です。

炭水化物や肉類を抜いている方をよく見かけますが、炭水化物は体や脳を動かすのに必要な大事なエネルギーです。
タンパク質を多く含む肉類もまた、筋肉を作るのに非常に大切な栄養素です。筋肉がないと基礎代謝が落ちていき、あまり食べていないのにも関わらず、痩せにくくなってしまいます。

おわりに

なかなか痩せられない方に見られる食事習慣の特徴と、その改善点をご紹介しました。

食事はダイエットにおいて非常に重要な要素ですが、人間の三大欲求として私達の生活を豊かにしてくれるものでもあります。

ダイエットを続ける上で重要なのは、「無理なく継続できるやり方」を見つけることです。
自分で決めたルールを守れなかったとしても、自分を責めすぎず、自分にあったダイエット法や食事習慣を探しましょう。
その際に今回の記事を参考にしていただければ幸いです。

執筆

 (51007)

はり・きゅう師 村中 僚太
専門分野
鍼灸、介護、メディテーション、海外鍼灸

経歴
2008年 はり・きゅう師免許取得
2012年 国立大学法人筑波技術大学臨床研修課程終了
2013年 英国spa会社 Steinerにて豪華客船鍼灸師としてのキャリアをスタート、6年で約4,000人の外国人を治療
2019年 コーカサス地方のジョージアという国でJapanese Acupuncture Tbilisiを開業

資格
はり、きゅう師、ケアマネージャー

監修

・総合診療医 院長 豊田早苗
専門分野
総合診療医

経歴
鳥取大学医学部医学科卒業。2001年 医師国家試験取得。
2006年とよだクリニック開業。
2014年認知症予防・リハビリのための脳トレーニングの推進および脳トレパズルの制作・研究を行う認知症予防・リハビリセンターを開設。

資格
医師免許

所属学会:総合診療医学会、認知症予防学会

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