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ADHD(注意欠陥多動性障害)にも最適!最新の治療薬インチュニブってどんな薬?
ADHD(注意欠陥多動性障害)の治療薬は大きく2つに分けられます。1つは中枢神経刺激薬であり、もう1つは非中枢神経刺激薬です。ここでは、最も新しいインチユニブ(一般名:グアンファシン)について、作用の仕方や特徴、使用法、副作用、注意点などを分りやすく紹介します。
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米澤利幸さん
精神科医
専門分野
社会不安障害、不安障害、うつ病
経歴
昭和58年 島根医科大学(現島根大学)医学部 卒業
平成 9年 福岡大学精神神経科外来医長
平成12年 赤坂心療クリニック院長
資格
医学博士
精神保健指定医
日本精神神経科学会専門医
米澤利幸さんが書いた記事
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ADHD(注意欠陥多動性障害)に直ぐ効果!即効性の治療薬コンサータってどんな薬?
発達障害の1つであるADHD(注意欠陥多動性障害)の一般人口に占める割合は世界的には約5%であると推定されており、それほど珍しい障害ではありません。症状は子供のころから目立ちだし、その多くが大人になっても症状が持続することが分かっています。 しかも、その症状が病気とは認識されにくいので厄介です。ADHD(注意欠陥多動性障害)の人は、友達とうまくやって行けないことや勉強がスムースにできないことなどから、自信をなくしてしまいます。大人になって働くようになると、その自信喪失はさらに大きくなっていく可能性があります。 しかし、安心してください。日本でもADHD(注意欠陥多動性障害)に効く薬が使えるのです。その中でも、コンサータという薬は効果がすぐに得られます。コンサータはADHD(注意欠陥多動性障害)の治療薬の中でも最も古い薬です。しかし、このコンサータには他の薬にはない特徴があります。古い薬イコール劣った薬ということではありません。今回は、ADHDの治療薬であるコンサータの特徴や使い方、副作用を含む注意点について紹介します。
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