はじめに

乾燥肌で入浴後や夏場でさえ肌がカサついてしまうと悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

普段のスキンケアだけでは潤いが足りていない方にお試しいただきたいのがオイルパックです。
オイルパックは保湿もできて、毛穴の汚れを取ることもできるので一石二鳥なスキンケアアイテムです!

今回は、そんなオイルパックの効果、作り方、やり方、注意点についてご紹介していきます。

オイルパックとは

オイルパックというのは、植物オイルを使って顔のトリートメントやマッサージを行って、その上から蒸しタオルをのせてからパックをする美容法です。
週に1~2回程度行うと良いとされています。

乾燥以外に、毛穴の黒ずみなど毛穴の汚れ除去の効果もあります。そもそも毛穴の黒ずみとは、メイクの残った汚れが皮脂や角質と混じりあって酸化したものです。

オイルを使った顔のマッサージすることによって、肌内部から汚れを浮き上がらせることができるのです。そして、肌が潤うことで化粧水などの有効成分も肌に浸透しやすくなります。

オイルパックの効果

<保湿効果>

まず、オイルパックには高い保湿効果があります。そして植物性のオイルにはオレイン酸が多く含まれており、オレイン酸は人間の皮脂の成分に近いという特徴があります。
なので、オイルパックは肌なじみがとても良いです。オイルパックで肌を温めることで潤いを肌にしっかりと届けることができます。

<毛穴の汚れを取る効果>

オイルパックは毛穴の汚れ除去する効果にも優れています。小鼻の周り、頬の部分の毛穴汚れは目立ってしまうので、女性にとって悩みの種です。特に空気が乾燥する冬場などは肌も乾燥して、毛穴が余計に目立ってしまいます。

そんなときにもオイルパックをしてみましょう。オイルの力で毛穴の汚れを取る効果が期待できます。毛穴に詰まっている汚れや角栓は洗顔だけでは落ちにくいです。肌になじみやすいオイルを使って毛穴ケアをしてください。

<ニキビ・テカリ予防効果>

ニキビ対策にも効果があります。余分な皮脂をそのままにしておくとニキビやテカリの原因となります。オイルパックで余分な皮脂を落とすことで、健やかな肌を保ちましょう。

オイルパックのオイル

オイルパックに使うオイルは、椿油やホホバ油、スクワランなど、お好みのオイルでOKです。
注意したいのは、保存料、香料などを使っていないものを選ぶことです。顔につけるものですので、できるだけ良質なオイルを購入することをおすすめします。

ベースの植物オイルとしては、ホホバオイルやマカダミアナッツオイル、グレープシードオイルが良いでしょう。使い心地がさらさらしているものを使います。

さらに自分のお肌の悩み別に、精油などをくわえてみるのもおすすめです。ココナッツオイル、オリーブオイルなどは保湿力に優れていて優秀な美容オイルです。

オイルパックの作り方

<基本的なオイルパックの作り方>

材料
・オリーブオイル 小さじ2
・小麦粉 小さじ4

①オリーブオイルと小麦粉を1:2の割合で準備しておきましょう。

②オイルと小麦粉を混ぜ合わせます。硬さをチェックしながら混ぜます。

③垂れて落ちてこない位の硬さになれば完成です。

<ココナッツオイルを使ったオイルパックの作り方>

材料
・ココナッツオイル 
・はちみつ

①ココナッツオイルが固まっていたら、大さじ1杯分を電子レンジなどで溶かします。

②溶かしたココナッツオイルとハチミツをよく混ぜれば完成です。

オイルパックのやり方

オイルパックのパック方法をご紹介します。

①オイルを少し多めにって、顔全体に優しく馴染ませていきましょう。このときに、指の腹を使ってゆっくりと内側から外側に向かってマッサージをしていく要領で行うとgoodです。

②オイルが会全体に馴染んだら、蒸しタオルを顔に乗せましょう。2~3分程度待てば、タオルの蒸気によって毛穴が開き始めます。

③最後に肌に残ったオイルを、蒸しタオルとティッシュなどで拭き取ります。
あとはいつも通りのスキンケアをすれば完了です。

髪の毛のオイルパックもおすすめです。入浴中に行ってみましょう。
まず、頭皮全体に小さじ1~2程度のオイルをなじませ、髪の毛全体にオイルが行き渡るようマッサージします。毛先にも付けてみましょう。そのまま10分放置し、洗い流せば完了です。

オイルパックの注意点

オイルパックの注意点としては、熱い蒸しタオルを使って行うので肌が熱のダメージを受けないように気を付けましょう。蒸しタオルは必ず、使う前に少し冷ましてから肌に乗せてください。

オイルは基本的に自然から生み出されたものなので、肌荒れやアレルギーなどの心配も少ないですが、使い過ぎは肌トラブルの原因となります。用法・用量を守って、適量を使うようにしましょう。

それでもアレルギーなどが心配な方は、少量ずつ使用してみる・目立たない箇所に使用してトラブルがないか確かめてから使用することをおすすめします。
肌に合わないと感じた場合は、すぐに使用を中止しましょう。

まとめ

今回はオイルパックの効果、作り方、やり方、注意点についてご紹介しました。

オイルの種類はたくさんあるので、使用感や香りなど自分が気に入ったオイルを使うようにしましょう。

今日からあなたもオイルパックで乾燥しらずの潤い美肌になりませんか?

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