なぜ、お灸で免疫力があがるの?

足三里へのお灸

足三里へのお灸

お灸は、ヨモギの葉からできたモグサに火をつけツボの上に置き、からだを温める温熱療法です。皮膚への熱刺激により、 免疫機能が向上する ことが研究によって明らかになっています。

なぜ、お灸で免疫力がアップするのでしょうか?

「免疫」とは、からだに入り込んだ病原体などを排除し、からだを守るシステムこと。お灸の熱刺激により「ヒストトキン」という有害物質が発生するのですが、これをからだから排除するために、白血球などの物質が増加します。これにより免疫機能が向上すると考えられているのです。

お灸はからだの症状に合わせて、効果的なツボにケアをしていきます。
免疫力向上におすすめなのが「足三里(あしさんり)」、そして咳などの呼吸器症状におすすめなのが「尺沢(しゃくたく)」です。

足三里は、別名「健康灸」とも呼ばれ、松尾芭蕉もお灸をすえながら旅をしたとも伝えられています。
尺沢は、東洋医学では呼吸器の症状に効果があると考えられています。
足三里(あしさんり)

足三里(あしさんり)

尺沢(しゃくたく)

尺沢(しゃくたく)

まだある!お灸の効果

セルフケアお灸

セルフケアお灸

東洋医学では、体全体のバランスを整えることを考えます。川に例えると、流れの邪魔をしている岩をどかしたり、水が足りずに勢いがないところを補ってあげたりしながら、スムーズに流れる状態を作るイメージです。

全体のめぐりが良くすることで、血行促進、肩こりや腰痛の緩和、自律神経の調整が効果として期待されます。熱の刺激により細胞の働きが活性化すると考えられていることから、自分自身に本来備わっている治癒力を最大限に高めていくことができると言われています。

お灸の原料であるヨモギに含まれるチネオールという成分は、燃やすと爽快感のある香が立ちます。お灸の温かさとともに気持ちを和らげてくれるリラックス効果までもが期待されるのです。

お灸と聞くと、古臭い、お年寄りがやるもの、熱いというイメージがあるかもしれません。しかし、近年は熱くないお灸、おしゃれなお灸、香の良いお灸など様々な商品が登場し、若い方もお灸セルフケアを楽しんでいます。

アフリカでもお灸?

moxafrica(モクサアフリカ)現地での様子

moxafrica(モクサアフリカ)現地での様子

中国から日本に伝わり庶民に広がったお灸ですが、遠くアフリカでは、結核の補助治療として使われています。イギリスのチャリティ団体「moxafrica(モクサアフリカ)」は、結核患者自身が足三里のツボにお灸をすることができるように指導する活動をしています。

医師の治療、薬物治療に加え、患者自身でケアができるお灸は持続可能な療法として注目をあびています。また、お灸による免疫力の向上についての研究結果も発表されています。

お灸はどこで買えるの?

セルフケアお灸のサブスク mogusano(モグサーノ)

セルフケアお灸のサブスク mogusano(モグサーノ)

気持ちがよくて、自宅で簡単にできて、免疫力アップも期待できるセルフケア用のお灸は、お近くのドラッグストアで買うことができます。

ただし、やり方がよくわからない!どこのツボをケアしたらいいのかわからない!という方は、LINEで専門家にいつでも相談できるサポートが付いたお灸のサブスクmogusano(モグサーノ)がおすすめです。

おわりに

セルフお灸

セルフお灸

自分の健康を守るためには、ひとりひとりができることから始めてみましょう。お灸は持続可能なセルフケアのひとつです。この機会に、気持ちいいセルフケア「お灸」を試してみませんか?
セルフケアお灸のサブスク mogusano(モグサーノ)

セルフケアお灸のサブスク mogusano(モグサーノ)

関連する記事

関連するキーワード

著者