はじめに
皆さんはムダ毛の自己処理をどうやっていますか?
カミソリ、サロン、医療機関で脱毛など様々だと思いますが、今回は除毛クリームについて取り上げたいと思います。
除毛クリームでのムダ毛処理の効果や除毛クリームの選び方、使い方などをご紹介します。
カミソリ、サロン、医療機関で脱毛など様々だと思いますが、今回は除毛クリームについて取り上げたいと思います。
除毛クリームでのムダ毛処理の効果や除毛クリームの選び方、使い方などをご紹介します。
チクチクするのも痛いのもイヤ!
ムダ毛のお手入れの方法はいくつかあります。
代表的なのは、
・カミソリなどで剃る
・ピンセットや脱毛器などで抜く
・脱毛ワックスで抜く
などではないでしょうか?
ですが、剃るのはチクチクするし、翌日にはもう毛穴からムダ毛が顔を出してしまいます。かといって長持ちする「抜く」方法は痛みを伴うもの。痛くなく、手触りの良い肌になるムダ毛処理の方法はないものでしょうか?
代表的なのは、
・カミソリなどで剃る
・ピンセットや脱毛器などで抜く
・脱毛ワックスで抜く
などではないでしょうか?
ですが、剃るのはチクチクするし、翌日にはもう毛穴からムダ毛が顔を出してしまいます。かといって長持ちする「抜く」方法は痛みを伴うもの。痛くなく、手触りの良い肌になるムダ毛処理の方法はないものでしょうか?
除毛クリームとは
手軽にキレイな仕上がりになる自己処理アイテムとして、除毛クリームがあります。カミソリやピンセットなど比べると、やや認知度が低いのが除毛クリーム。除毛クリームとはどのようなものなのでしょう?
除毛クリームって?
除毛クリームは、クリーム状のものや泡状のものがあります。成分の中に、ムダ毛を溶かす効果のある薬品が含まれており、それを肌に塗ることで肌表面のムダ毛を溶かしてくれる仕組みです。そのため、抜くよりも痛みが少なく、カミソリでの処理のような鋭利な毛先にはなりません。ムダ毛が生えてきても柔らかな肌触りに仕上げられるのが特徴です。
除毛クリームの効果
さて、肝心なのは除毛クリームの効果です。
除毛クリームを使ったムダ毛処理では、どの程度の効果が得られるものなのでしょうか?
除毛クリームを使ったムダ毛処理では、どの程度の効果が得られるものなのでしょうか?
除毛クリーム使用後の仕上がり
カミソリでは、肌の表面しか処理することができないため、毛穴からムダ毛の表面が見えてしまい黒いポツポツ状態になってしまいます。毛先もとがってしまうため、チクチク・ザラザラした肌触りになってしまいます。
いっぽう、ピンセットなどで抜いた場合、ムダ毛自体の黒いポツポツが見えることはほぼありません。
そのかわり、毛穴が鳥肌のように盛り上がってしまったり、出血や炎症などで赤くなってしまったりすることもあります。
では、除毛クリームではどうなるのでしょう?まず、除毛クリームの特徴としてムダ毛を溶かすことがあります。クリームが毛穴にある程度入り込み、クリームに触れた部分のムダ毛を溶かします。つまりカミソリと比較すると、黒いポツポツはほとんど目立つことはありません。しかも、毛先も丸く仕上がるため、生えてきてもジョリジョリした肌触りもなく、自然な柔らかい触り心地となります。
いっぽう、ピンセットなどで抜いた場合、ムダ毛自体の黒いポツポツが見えることはほぼありません。
そのかわり、毛穴が鳥肌のように盛り上がってしまったり、出血や炎症などで赤くなってしまったりすることもあります。
では、除毛クリームではどうなるのでしょう?まず、除毛クリームの特徴としてムダ毛を溶かすことがあります。クリームが毛穴にある程度入り込み、クリームに触れた部分のムダ毛を溶かします。つまりカミソリと比較すると、黒いポツポツはほとんど目立つことはありません。しかも、毛先も丸く仕上がるため、生えてきてもジョリジョリした肌触りもなく、自然な柔らかい触り心地となります。
ムダ毛が生えてくるまでの期間
除毛クリームの効果は、約1~2週間程度が一般的です。あくまでも「除毛」であるため、毛根からムダ毛を取り除くわけではないからです。
自己処理が必要となる間隔としては、
ピンセットなどで抜く > 除毛クリーム > カミソリなどで剃る
の順となります。
自己処理が必要となる間隔としては、
ピンセットなどで抜く > 除毛クリーム > カミソリなどで剃る
の順となります。
除毛クリームの選び方
除毛クリームは、ドラッグストアやコスメショップ、ネットショップなどで実に多くの種類が販売されています。いったいどのような基準で選ぶのがよいのか迷ってしまう方もいるでしょう。除毛クリーム選びのポイントをお教えしましょう。
ポイント①肌に優しい
除毛クリームの主成分は、たんぱく質を溶かす効果を持っている「チオグリコール酸カルシウム」というものです。
ムダ毛はたんぱく質でできているため、除毛クリームを使用するとチオグリコール酸カルシウムが塗った個所の毛を溶かしだすのです。ところが、たんぱく質でできているのはムダ毛だけではありません。私たちの肌もたんぱく質からできているのです。
そのため、あまり強い成分だと、当然肌そのものにもダメージを与えてしまう場合もあります。肌に優しいトリートメント効果のある成分や保湿成分が配合されているものを選ぶとよいでしょう。
ムダ毛はたんぱく質でできているため、除毛クリームを使用するとチオグリコール酸カルシウムが塗った個所の毛を溶かしだすのです。ところが、たんぱく質でできているのはムダ毛だけではありません。私たちの肌もたんぱく質からできているのです。
そのため、あまり強い成分だと、当然肌そのものにもダメージを与えてしまう場合もあります。肌に優しいトリートメント効果のある成分や保湿成分が配合されているものを選ぶとよいでしょう。
ポイント②効果が高い
化粧品や薬などにも当てはまりますが、効果を発揮してくれる主成分の配合量は製品によって異なります。低刺激を過度に強調していたり、めったにはありませんが粗悪な商品では十分な除毛効果が得られません。
ポイント③目的部位に使える
除毛クリームはその性質上、1本で全身に使えるわけではありません。ワキなどの太く濃い毛と、顔やデリケートゾーンなどの敏感な部分では、求められる薬剤の強さも変わってくるためです。そのため、除毛したい部位に使用できる製品であるかを確認する必要があります。弱すぎる製品では除毛効果が得られにくく、強すぎる製品では肌や粘膜を痛めてしまいます。
ポイント④使い方が簡単
除毛クリームは多彩なラインナップが特徴です。同じ製品シリーズでも、泡タイプ・クリームタイプ、放置時間の長さ、塗り方、使用後のクリームの取り除き方などが変わってきます。使用するシーンに合わせて、使い勝手の良いものを選ぶのも大切です。
除毛クリームの使い方
ではいよいよ、除毛クリームの使い方についてです。基本的には商品の説明書に記載されていることを優先して守っていただければよいので、ここでは一般的な使い方についてご説明いたします。
使用前の準備
特に初めての製品を使用する場合、使用前に必ずパッチテストを行いましょう。おそらくどの製品にもパッチテストの方法が記載されているので、基本的にはその方法で行ってください。ここでは、一般的なパッチテストの方法を説明します。
①太ももや腕の内側などの皮膚の薄くやわらかな部分に、少量のクリームを塗ります。
②20分程度、そのまま放置します。
③クリームをふき取ります。
④肌に赤みやかぶれ、湿疹などがないかをチェックします。
パッチテストとは、製品に対してアレルギーがないかを確認するために行うもの。
ここで異常がみられた場合、その除毛クリームは使用してはいけません。
①太ももや腕の内側などの皮膚の薄くやわらかな部分に、少量のクリームを塗ります。
②20分程度、そのまま放置します。
③クリームをふき取ります。
④肌に赤みやかぶれ、湿疹などがないかをチェックします。
パッチテストとは、製品に対してアレルギーがないかを確認するために行うもの。
ここで異常がみられた場合、その除毛クリームは使用してはいけません。
①クリームを塗る
まずは除毛クリームを、除毛部位に塗ります。
滑らせるようにして、毛穴の中に入り込ませるように塗るのがコツです。
その際、必ずヘラなどを使用して行ってください。手や指で塗ると、当然そこにも除毛クリームがついてしまいますよね。これは肌を痛める原因になりますから、絶対に行わないようにしましょう。もし、必要でない部位にクリームがついてしまった場合はすぐに洗い流してください。
滑らせるようにして、毛穴の中に入り込ませるように塗るのがコツです。
その際、必ずヘラなどを使用して行ってください。手や指で塗ると、当然そこにも除毛クリームがついてしまいますよね。これは肌を痛める原因になりますから、絶対に行わないようにしましょう。もし、必要でない部位にクリームがついてしまった場合はすぐに洗い流してください。
②既定の時間、放置する
クリームの成分が浸透するまでには一定の時間が必要になってきます。商品ごとに異なるので、説明書をよく読んで時間を守ってください。その際、できるだけ体は動かさないように注意してください!特に泡タイプなどでは垂れてしまったり、他の場所についてしまったりする恐れがあります。
また、除毛効果を高めようとして放置時間を規定より長くするのも厳禁です!放置時間を長くしても除毛効果が高くなるわけではありません。むしろ、肌ダメージの原因となるだけで全く意味がないのです。
定められた時間になったら、すぐに洗い流しましょう。
また、除毛効果を高めようとして放置時間を規定より長くするのも厳禁です!放置時間を長くしても除毛効果が高くなるわけではありません。むしろ、肌ダメージの原因となるだけで全く意味がないのです。
定められた時間になったら、すぐに洗い流しましょう。
③クリームを洗い流す
既定の時間がたったら、シャワーなどでクリームを洗い流します。
シャワーの前に、スポンジやティッシュなどで軽くクリームをふき取っておくと、クリームが肌に残りにくくなります。とはいっても、ゴシゴシこするようにふき取ったり洗い流すのはおすすめできません。肌にダメージを与えてしまいます。また、手や他の部分についたクリームもキレイに洗い流しましょう。
シャワーの前に、スポンジやティッシュなどで軽くクリームをふき取っておくと、クリームが肌に残りにくくなります。とはいっても、ゴシゴシこするようにふき取ったり洗い流すのはおすすめできません。肌にダメージを与えてしまいます。また、手や他の部分についたクリームもキレイに洗い流しましょう。
④石鹸などで洗う
商品によっては、ふき取るだけでOKなものもありますが、お肌のことを考えると確実に除毛クリームの成分は落としておきたいもの。石鹸などを使用して優しく洗いましょう。もちろんしっかりとシャワーで流すこともお忘れなく!
このとき、ムダ毛が少し残っているかもしれませんが、無理にこすったり引っ張ったりはしないでください。
このとき、ムダ毛が少し残っているかもしれませんが、無理にこすったり引っ張ったりはしないでください。
⑤スキンケアを行う
最後の仕上げにローションなどでスキンケアを行います。このときの注意点として、低刺激なものを使用することが大切です。肌表面や毛穴なども、除毛クリームの成分の影響を受けています。敏感肌用など、アルコールフリー製品や無添加のものがおすすめです。化粧水で水分をおぎなった後、乳液やクリームなどで油分も与えてあげてください。
終わりに
自己処理のデメリットのひとつとして、仕上がりがイマイチな点があります。
でも、除毛クリームはアフターケアさえしっかりと行えば、他の自己処理と比べてキレイな仕上がりになります。ぜひ一度除毛クリームを試されてはいかがでしょうか?
その際にはきちんと自分の肌に合うものを使うようにしましょう!
でも、除毛クリームはアフターケアさえしっかりと行えば、他の自己処理と比べてキレイな仕上がりになります。ぜひ一度除毛クリームを試されてはいかがでしょうか?
その際にはきちんと自分の肌に合うものを使うようにしましょう!
微生物学、救急医療、老人医療
経歴
平成18年 Pittsburg State大学 生物学科微生物学・理学部生化化学 卒業
平成22 年 St. Methew School of Medicine 大学医学部 卒業
平成24年 Larkin Hospital勤務
平成26年 J.N.F Hospital 勤務
資格
日本医師資格
カリブ海医師資格
米国医師資格