はじめに

みなさんはメイクをするとき、眉毛をどのように書いていますか?
眉毛をが変わると、顔の印象も変わるのです。
しかし、どのように眉毛を書けばいいのかわからない方もいるのではないでしょうか?
そんな方のために基本の眉毛の書き方や整え方、印象別の眉毛の書き方などご紹介していきます。

眉毛1つでなりたい顔をつくれる!

人の印象の8割は眉毛によって決まると言う人もいるくらい、眉毛は顔の中でも重要なパーツです。

自分の好きな女優さんやモデルさんなど、眉毛をまねするだけで近づくことができるかもしれません。

それほど眉毛は顔の印象を決めるのに大事なパーツなのです。たかが眉毛と思わず、眉毛をきれいに書いたり整えたりすることで理想の印象を手に入れることができるのです。

基本的な眉毛の書き方と整え方って?

眉毛1つでなりたい顔になれたり、違った印象にすることが出来ます。
しかし、初めて眉毛を書く方や今まで眉毛を上手く書けなかった方はどのように眉毛を書いたり、整えたりすればいいのか分からないと思います。
ここでは、基本的な眉毛の書き方と整え方についてご紹介していきます。

基本的な眉毛の整え方

眉毛を整えるのは、眉毛を書くために必要のない毛を取り除くことが目的です。
ただし、やり過ぎてしまうと眉毛の形全体を細くしてしまったり、毛を切りすぎてしまうので注意が必要です。きれいに整えるためには、左右のバランスを良く見て整えるようにしましょう。

1.眉毛を整えるのに必要な道具

・眉ばさみ
眉毛を整えるのに最も必要な道具です。眉ばさみには色々な種類がありますが、先が細いハサミを使った方が細かい部分もキレイに切ることが出来ます。

・アイブロウブラシ
スクリューブラシとも言われ、眉毛の毛の流れを整えるためのブラシです。毛の流れを整えながら切ったりするときれいに整えることが出来ます。

・コーム
眉毛を切る時に使うブラシのような道具で、コームを使うことで眉毛の切りすぎを防ぐことが出来ます。

・毛抜き
切った後に残った余分な毛を抜くための道具です。さまざまな種類があり自分の眉毛や使いやすさなどに合わせるといいでしょう。

・眉毛用シェーバー
眉毛専用のシェーバーで、肌に負担をかけず処理することが出来ます。眉毛用シェーバーにも色々な種類があるので自分が使いやすいものを選ぶようにしましょう。

2.眉毛の整え方

1)自分の眉毛で不要な部分を確認する。
基本的に眉毛を整える時は、自分の眉毛ラインを生かすようにします。初心者が大きく形を変えたりするとバランスが悪くなったりするのでよくありません。慣れないうちは元々の眉毛の形を生かすようにしましょう。その上で不要な毛がある部分をどのように処理するか決めましょう。
例えば、眉毛の上と眉毛と眉毛の間の不要な毛は剃る。眉毛の下にある不要な毛は抜くという感じです。

2)アイブロウブラシで毛の流れを整える
眉毛の流れを整えないで切ったり抜いたりすると、必要な部分まで処理してしまうことがあるので注意しましょう。

3)眉毛の上と眉毛の間の不要な毛を処理する
眉毛の上と眉毛の間にある不要な毛をシェーバーで剃り、はみ出している長い毛も眉ばさみで切るようにします。

4)眉毛の毛の量が多い場合は量を減らす
今まで眉毛の処理をしたことがない方などは毛の量が多く感じることがあります。その場合は、多いと感じる部分を毛の流れに合わせてコームを当て、はみ出した毛を縦にハサミを入れて1本ずつ着るようにします。この時毛の流れに合わせないと切りすぎたりするので注意が必要です。

5)眉毛の下の不要な毛を処理する
眉毛の下の毛は目立つので、不要な毛は毛抜きで抜くようにします。しかし、毛抜きでどうしても抜けない毛は肌を痛めたりするので無理に抜こうとせず、シェーバーで剃るようにしましょう。

眉毛の基本的な書き方

眉毛をきれいに書くためには、「眉毛の黄金バランス」というものを意識する必要があります。

眉頭は、小鼻のキワから目頭の延長上にくるように、
眉山は、黒目が正面にあるとき黒目の外側から目尻までの間に、
眉尻は、小鼻のキワと目尻の延長線上にくるようにします。

そうすることによってキレイで自然な眉毛を書くことが出来ます。それでは、具体的にどのように眉毛を書いていけばいいのか見てみましょう。

1.眉毛の書き方

1)眉毛にフェイスパウダーなどを乗せてサラサラにする
眉毛をそのまま書いてしまうと、余分な油分などがあるのでヨレの原因になってしまいます。フェイスパウダーやファンデーションなどを眉毛にのせて眉毛をサラサラの状態にしましょう。

2)アイブロウブラシで毛の流れを整える
毛の流れを整えずに書いてしまうときれいに書くことができません。上手く書くためには、アイブロウブラシで毛の流れを整えるようにしましょう。

3)アイブロウペンシルで眉毛の薄い部分を書く
眉毛をきれいに整えてもどうしても薄い部分が出来てしまいます。そんな時は、薄くなってしまった部分に1本1本毛を足すように輪郭を描くようにします。ただし、眉尻の細い部分は毛を足すように書くのではなく、眉山あたりから自然に流すように書くようにしましょう。

4)アイブロウパウダーを使って眉毛を書く
眉山から眉尻の順でアイブロウパウダーを使って書くようにします。眉頭は、眉頭から約2mm離した部分から眉頭に向かって書きます。その際、眉尻は落ちやすいので濃い色で書くようにし、眉山や眉頭あたりは落ちにくいので淡い色で書くときれいに仕上げることが出来ます。

5)アイブロウマスカラを使って馴染ませる
アイブロウマスカラを毛の流れに逆らってつけるようにし、その後毛の流れに沿って眉毛を整えるようにする。その際、アイブロウパウダーやアイブロウペンシルが自分の眉となじむようにすると自然な眉毛にすることが出来ます。

6)アイブロウブラシで整える
マスカラを付けたら、アイブロウブラシを使いきれいに整えるようにします。

かわいらしい印象の顔にする「平行眉」の書き方と整え方

「平行眉」にするとふんわりした可愛らしい印象をあたえる顔にすることが出来ます。
ここでは、「平行眉」の書き方と整え方について見てみましょう。

1.「平行眉」の整え方

1)アイブロウブラシで毛の流れを整える
2)眉毛が平行になるように眉の上と眉の間の不要な毛を眉ばさみで切る
3)自分の眉毛が薄くならないようにバランスを見ながら抜いたり剃ったりして整える。

ポイント
もともとある自分の眉毛を平行眉に整えることが大切です。
眉毛を書くのは足りない部分を補うためと考え、自分の眉毛で基本的な平行眉の形を整えるようにします。

2.「平行眉」の書き方

1)眉毛の上のラインに合わせてまっすぐ引く
この際、眉山を作らず眉尻まで書くことが平行眉にするポイントです。また、アイブロウペンシルを使うと、かっちりした印象になってしまうので、アイブロウパウダーを使って書くようにしましょう。眉尻を少し下げて書くと全体を見たとき平行眉に見せることができます。

2)眉下のラインを描く
先ほど眉尻まで書いた眉上のラインに合わせて、眉下のラインからつなげるように書くようにします。この時もアイブロウパウダーを使って書くとかっちりした印象を与えることがなくなります。

3)ラインの内側を埋める
先ほど書いたラインの内側を埋めるように、アイブロウパウダーで書いていきます。あまりにも濃くしてしまうと強い印象を与えてしまうので、明るい色で濃くしないように埋めていくと良いでしょう。

大人っぽい印象を与える「太眉」の書き方と整え方

大人っぽく、きれいな印象にするには「太眉」にすることです。
太眉にすると目元付近にインパクトを与えることができますし、顔全体のメリハリがついたり、目を大きくすることができます。
ここでは、大人っぽい印象にすることができる太眉の書き方と整え方について見てみましょう。

1.「太眉」の整え方

1)アイブロウブラシで毛の流れを整えます。
2)太眉にするので、両方の眉毛のバランスを見て眉上と眉の間にある不要な毛を切ります。
このとき、眉の間を広げても違った印象の太眉を作ることができます。
3)自分の眉毛が薄くならないようにバランスを見て眉下の毛や眉毛の量を抜いたり切ったりして調節しましょう。

ポイント
平行眉と同様、自分の眉毛を生かして太眉を書いていきますので、切りすぎたり抜きすぎたりしないように注意しながら整えるようにしましょう。

2.「太眉」の書き方

1)アイブロウブラシで毛の流れを整える
2)アイブロウパウダーを使い、自分の眉下のラインに合わせて一直線に描く。
(このとき、自分の眉毛が薄い方やない方は、ふと目になるようにラインを引いていく)
3)眉下同様、眉上も整えた自分の眉毛に合わせて、アイブロウパウダーを使って一直線に書く。
4)アイブロウペンシルを使って、毛が薄い部分を埋めていくように書く。
5)アイブロウペンシルで毛の薄い部分を埋めるように書いたら、綿棒を使い自分の毛とパウダーとペンシルがなじむようにする。
6)綿棒でなじませたら、自分の眉毛の色より少し明るい眉マスカラを使い色を整えるようにする。

ポイント
太眉を書く際、眉毛の間を離したり、太くしたり、眉山を作らないようにすると太眉でもさらに違った印象を与えることができます。

眉毛を書くためのアイテムってどんなものが必要?

眉毛をきれいに整えても、足りない部分があることもあります。
その場合、眉毛を書いて足りない部分を補ったり、自然な眉毛にする必要があります。
それでは、どのようなアイテムを使えば眉毛を自然に書くことができるのか見てみましょう。
・アイブロウペンシル
眉毛の輪郭を描いたりするために必要な道具です。初心者には、芯が柔らかく淡い色がオススメです。

・アイブロウパウダー
アイブロウパウダーを使うことで自然な眉毛を書くことが出来ます。初心者の方は、濃い色と薄い色が入っているものがオススメです。

・アイブロウマスカラ
自分の眉毛とペンシルやパウダーが馴染むようにするための道具です。初心者は、自分の髪色とアイブロウに合わせた色を使うようにするとキレイに馴染ませることが出来ます。

・アイブロウブラシ
眉毛を書く前など毛の流れを整えるために使います。

まとめ

人の顔は、眉毛1つで印象をがらりと変えることができます。
眉毛の書き方を変えるだけでかわいい印象や、大人っぽい印象など自分好みの印象を手に入れることができるのです。
まずは基本の眉毛の書き方や整え方を覚えて、そのあと自分に合う印象の眉毛を探していきましょう!

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