はじめに

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手技療法専門通販 Towatechを運営し、様々な鍼灸、整骨院、整体、サロン用品をできるだけ手に入れやすい価格で提供するとともに、コストパフォーマンスを重視したオリジナル商品にも力を入れているトワテック株式会社さんから、既存の商品の改善や新しい商品の開発のために治療家の方々からの率直な意見を聞きたい!という要望をいただきました。

そこで、ケアクルにて5名の専門家(柔道整復師、鍼灸師、アスレティックトレーナー、あん摩マッサージ指圧師、スポーツトレーナーなど)にお集まりいただき、”座談会”を開催しました。

トワテックさんの司会・進行により、治療家の方々の自己紹介からスタート。
様々な商品に対する率直な意見交換と、最後にはトワテックさんが扱いを検討している新商品のお試しなど、現場の治療家だからこその目線で意見を聞くことができました。

メーカーさんと治療家さんとの熱いディスカッションで、座談会は大変な盛り上がりをみせました。
この記事では、その内容の一部をレポートしてお届けしていきます。

「座談会」の目的

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整骨院・接骨院・鍼灸院向けの商品の通信販売を行っているトワテック社では、オリジナル商品開発にも力を入れられています。
そこで、今回は、柔道整復師の先生方向けに商品開発を進めていく中で、治療家の先生たちの率直な意見を聞き出すことを目的として座談会を開催することになりました。

通常は、トワテック社の顧客である治療院の柔道整復師の先生方の話を聞いたり、インターネット経由でユーザーにアンケートをとったりと、常にユーザーの声を取り入れ開発を行っているそうですが、今回は、まだ顧客ではない先生方からの率直な意見も聞きたいとのことで、様々な方面で活躍されている治療家の先生方に集まっていただきました。

ディスカッションは、トワテックさんが司会で、様々な商品のリストから「改善して欲しい」や、「こんな商品がほしい」などを、先生方に自由に意見をしてもらう形で行われました。

本当に欲しい商品とは?

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今までの常識からの脱出

座談会の場が慣れてくるにつれて、いくつか日常的に使っている治療用品に対する「治療家あるある」のような話で盛り上がりました。
どの治療院も似たような、使用にあたっての悩みや、患者さんからのコメントなどから大きな共通点が見えてきたように思います。
これまで当たり前と思っていたものを、見返すことで常識にとらわれず、かつ現場の求めている商品開発はまだまだ可能性がたくさんあるのでは?という結果となりました。

例えば、
 ●「湿布」を使ってかぶれるのが困る
 ● ひやっとしないEMSのパッドがあるといい
 ● 小さめサイズの赤外線灯が欲しい

などなど。
患者さんの気持ちになって、より快適に治療が受けられるという目線から、今までこの商品は「こういうもの」と、当たり前と思われていた商品の性質から、”改善”に向かっていくものがほしいという意見が多く出てました。

現在、柔道整復師が活躍する整骨・接骨院も、以前のような保険治療がメインの経営から、独自メニューを作成し単価をアップさせた自費治療の経営にシフトしてきています。

今までのように、治療費が「安い」からある程度の不快な部分や不便な部分は仕方ないと思っていた時代から、今は患者の「満足度」向上のためにも、少しでも不快感を軽減できるものを使用して自分の治療提供していきたい!満足度を高めたい!という、治療用品にも「ホスピタリティ」を求める時代になってきているようです。

治療スタイルの変化

また、以前のように、治療院に患者が来る時代から、治療家が患者宅や企業など様々な現場に訪問して治療を行うというスタイルも広がりをみせています、

そこで、今までは治療院に設置していればよかった治療用具が持ち運びに適した形になってくると、より多くの方にサービスを提供でき、そこに需要が出てくるのではないかといういった話題にもなりました。

さらに、治療用具に求める物も「コスト」だけではなく、「軽量」、「安全性」、「スタイリッシュ」「デザイン」などがキーワードに出てきたことも印象的です。
時代の変化とともに進化しなければならないことを改めて痛感します。

「治療家」と「メーカー」の視点の違い

ひとつの商品に限らずですが、治療家側からの意見を聞いていると、ある商品においてメーカー側は「売り上げ」が上がっているのですごく人気がある商品だ!と思っていても、実は治療家側には「他に選択肢がない」から購入している。という、パターンもかなりあるのでは?という印象に残る意見がありました。
これから求められることは何か?ということを常に考えていかなければならない時代なのかもしれません。
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座談会終了後・・

座談会の最後には、トワテックさんがこれから展開を検討している!という新しい商品を実際に使ってみて、意見をもらうといった”お試し企画”も展開されました。
新しい商品を手にとってすぐに試せるのは、治療家の皆さんとっても興味のあることです。
早速、鋭い意見が出ていたので今後の商品開発にも活かされていきそうです。
座談会終了後は、時間のある先生方で居酒屋へ場所を移し、さらなる熱いディスカッションの時間を過ごしたようです。

今回参加していただいた治療家の方々(五十音順)

● 岡野浩人
  sq-cloud、鍼灸ZOOM、柔整ZOOM:主催
  https://mosh.jp/interludeplayer/home

● 加藤光彰
  なかお鍼灸接骨院 下総中山 院長
  http://nakao-hks.net/wp/

● 鮫島 洋一
  株式会社SAMONA 社長
  https://samona.co.jp/

● 高山耕輔
  ファウンダー:CareFor、合同会社セラピストキャンプ
  https://carefor.health/

● 宮下蔵人 みやした接骨院 院長
  https://xn--68jq8gua1656dyv5c1ig.com/

おまけ

座談会参加者の皆様には、トワテックさんがお土産を用意してくれました。

<トワテックオリジナル商品>
・Irodoriシリーズ
 台座灸AKANE レビュラー・ライト
 棒灸 TOKIWA/MOEGI
 炭化棒灸 RINDOU 
・Tipal (ティパル) 粒が落ちない粒鍼 
・キネシオロジーテープ 各種
・マッサージオイルサンプル
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