はじめに

皆さんは、爪の甘皮処理をどうしていますか?
爪のキューティクルといわれる「甘皮」をきちんと処理しないときれいな爪にすることが出来ません。
しかし、間違った方法で処理をすると逆に爪や指を傷つけてしまう場合があります。
ここでは、爪のキューティクルの処理や処理した後に使うキューティクルオイルについてご紹介していきます。

爪のキューティクルって何?

キューティクルは髪の毛や爪などにあり、細菌や汚れ・栄養を逃さないようにする役割があります。
爪のキューティクルは、「甘皮」のことで爪の根元の半透明の皮膚の事を言います。
爪の甘皮が出来るのには個人差があり、たくさんある人もいればあまりない人もいます。

爪のキューティクルの役割は、爪の根元を保護し、細菌や異物が侵入するのを防いでくれます。
キューティクルをすべて除去してしまうと、細菌や異物が侵入してしまう可能性があります。また、甘皮が気になるからといって必要以上にとってしまうと出血してしまうことがあるので注意しましょう。

爪にはもう1つ「ルースキューティクル」というものがあります。
ルースキューティクルとは、甘皮の下から爪にへばりつくように生えている薄くバサバサしている部分のことを言います。一見ないように見えますが、爪が伸びてくるにしたがって不要な角質も一緒に引っ張られて生えてくるので、ルースキューティクルは誰でもあります。

このキューティクルを放っておくと、健康で強い爪が生えてこなくなったり、見た目が悪くなってしまったりします。きちんと処理をしてキューティクルを除去するようにしましょう。

自宅で簡単に行う甘皮処理の方法

甘皮処理はネイルサロンでやってもらうことが出来ます。
しかし、時間がなかったり、お金がもったいないと思う方もいると思います。
ここでは、自宅で簡単に行うことが出来る甘皮処理についてご紹介していきます。

●甘皮処理に使う道具

まず自宅で甘皮処理に必要な道具を準備しましょう。
絶対その道具をそろえなければできないわけではないので、代用出来るものは代用しましょう。

甘皮処理に必要な道具
・手持ちのハンドクリーム
・お湯
・手持ちのハンドソープ(無ければ石鹸を溶かしたもので代用する)
・ウッドスティック(100円均一で売っているものを使えば安くて済みます)
・ニッパー(無ければ眉用のハサミで代用する)

●自宅でできる甘皮処理のやり方

道具をそろえたら、早速甘皮処理をしていきましょう。
あまり頻繁に甘皮処理をしてしまうと良くないので、処理する回数は月2回までにしておきましょう。
また、注意するポイントを押さえて処理を行うときれいに甘皮を除去することが出来ます。

1、甘皮にハンドクリームを塗り込む

処理をしたい甘皮の周りに、米粒くらいのハンドクリームを塗り込んでいきます。

【注意するポイント】
片手ずつ丁寧に処理をしていくようにします。

2、ボウルにお湯と液体ソープを入れてよく混ぜる

この時使用するボウルは、片手の指先を浸すことが出来る大きさにしましょう。
液体ソープの量は、「1滴」で十分です。多く入れてしまうとハンドクリームが落ちてしまいます。

【注意するポイント】
指につけたハンドクリームがとれないようにウッドスティックなどを使って混ぜるようにします。

3、指先をボウルの中にいれ漬け込む

約3~5分以上を目安に、ボウルにハンドクリームをつけた指を浸すようにします。
時間はあくまでも目安で、甘皮がふやけるのが大事なので時間は長くても大丈夫です。

【注意するポイント】
浸している時もハンドクリームが流れてしまうと良くないので注意するようにしましょう。

4、ウッドスティックにコットンを巻いて準備する

コットンの内側のふわふわした部分をウッドスティックに巻き付け綿棒のようなものを作ります。
手のひらを使ってウッドスティックを回転させ形を整えます。その後ボウルのお湯にウッドスティックを浸し湿らせます。

【注意するポイント】
ウッドスティックにコットンを巻きつけにくい場合、ウッドスティックを濡らしたり、少しヤスリをかけたりします。また、コットンの形を整える時は、甘皮を押し上げやすいように鋭利な所残しておくようにします。

5、ウッドスティックを使って甘皮を押し上げる

ウッドスティックを使ってふやけている甘皮を、少しずつ押し上げるようにしましょう。

【注意するポイント】
押し上げる際、力をかけすぎると傷ついてしまうので優しく押し上げるようにしましょう。
また、甘皮の根元が傷ついてしまうことがあるので、1度にとらないように数回に分けて押し上げるようにしましょう。

6、ニッパーで押し上げた甘皮を切る

押し上げた甘皮を、甘皮の根元1ミリ残すような感じで切るようにしましょう。

【注意するポイント】
甘皮を切る際、ささくれになってしまうことがあるので深く切らないようにしましょう。
また、初心者だと切るのが慣れていないので深く切る可能性があります。最初は無理に切ろうとせず、押し上げるだけでも大丈夫です。

7、ハンドクリームなどを塗ってケアをする

甘皮を切ったら、ハンドクリームなどを使い指先をケアします。
この時、ハンドクリームだけでなくキューティクルオイルを使っても大丈夫です。

キューティクルオイルの正しい使い方

キューティクルオイルは、爪にある甘皮を保湿して乾燥を防ぐために作られた爪用の化粧品で「ネイルオイル」とも言われます。キューティクルオイルを始めて使う人はどのように使えばいいのか分からない人もいるのではないでしょうか?ここでは、キューティクルオイルの正しい使い方についてみてみましょう。

キューティクルオイルの使い方

キューティクルオイルを使う時は、清潔な手で使用するようにしましょう。
また、ハンドクリームを塗ってしまうと油分をはじいてしまうためハンドクリームの前にキューティクルオイルを塗るようにしましょう。

キューティクルオイルを塗る手順
1、爪の甘皮に沿って片手ずつ、キューティクルオイルを乗せるようにします。
2、キューティクルオイルを乗せた部分を指の腹でクルクルとマッサージをします。
3、爪の横の部分にも、キューティクルオイルを馴染ませます。

キューティクルオイルは、爪の乾燥が気になったときに使うようにしましょう。
キューティクルオイルには、爪に良くない成分は入っていないので回数を気にすることなく使用することができます。

キューティクルオイルの効果って何?

キューティクルオイルは、爪が失ってしまった油分を与え、爪にさまざまな効果を発揮してくれます。

キューティクルオイルの効果は
・保湿効果
・ささくれ防止
・爪の割れを防止
・二枚爪を防止
・爪の栄養補給

などです。これらの効果によって割れにくく強い爪を作ることができ、美しい指先を作ることが出来ます。

まとめ

いかがでしたか?
爪や指先はちゃんとケアをしないと年齢が出やすい場所です。
また、きちんとケアをしないと爪が割れたり、爪の成長を悪くしたりすることがあります。
甘皮処理やキューティクルオイルを使って健康的で美しい指先を目指しましょう。

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